地上絵の上空を体感するバーチャル映像をみながら
しばし、ペルーの大地に旅してしまいました。
自然史博物館で行われている
ナスカ地上絵の謎展に行ってきました。
誰が、いつ、どのような目的で地上絵を
書いたか、完全に謎は解き明かされて
いません。だからこそ、神秘さと
大きさとで世界の人を魅了し続けて
いるのでしょう。
一方で、
何年もかかったのだろうと勝手に
思い込んでいた動物の絵が
実は1日で書くことも可能であること、
そして地上絵を描きだす実際のラインはそれほど
太い線ではないことも展示物の工夫から
よくわかりました。
それにしても会場で流れているサンポーニャ&ケーナ奏者の
瀬木貴将さんの演奏(CD)がステキでした。
口笛でまねしてる男の子もいたなぁ。
土器や壷といった展示物をみながら歩いていると、
まるでその壷の中からひびいてくるような、
そして地上絵をみているとどこからかその音が
風に乗って響いてくるような、そんな気さえしてくるのです。
リュック背負ってCDプレーヤーもって
地球の鼓動が聞こえる場所へ
行ってみたくなりました。