宮藤官九郎監督作「少年メリケンサック」を見てきました。
宮崎あおいちゃんの喜怒哀楽が鮮やかです。
最初バンドのメンバーから散々な扱いを受けても
カラッとした演技で切り抜け、小気味いいのです。
コメディエンヌとしての才能を開花させた一本に
なったのではないでしょうか。
キャスティングがはまっているし、
時代を築いたミュージシャンがちょこちょこ出てくるのも
見所です。
そしてZAZEN BOYZ向井さんが担当している音楽。
それだけでも見たくなります。
サントラ盤では映画の中でバンドがまわる土地それぞれの
「ニューヨークマラソン」が収録されていたりします。
そしてエンドロールで流れるあの曲のデュエット・・・!!
クドカンワールドに振り回されて
笑いっぱなしの2時間です。
あ、キム兄の東北弁も見所です。