放心状態とはこのことで・・・
金縛りにあったように
動けなくなる瞬間が何度もありました。
隣でみていたディレクターはライブ後
『男とは・・・』と考えて歩いていたら
バスに乗るのを忘れたそうです。
わかりますその気持ち・・・
放心状態とはこのことで・・・
来週木曜日のBe-FILEは・・・
ライブレポートと共に。
追記:落ち着いてライブを振り返ります。
観客を鼓舞するエネルギー。
ハンドマイクで吠えるように歌う宮本さん。
空気がびりびりと震えるようなサウンド。
狂おしくてせつないメロディーも。
エレカシにしかできないものを渾身の力で
届けてくれました。
ニューアルバムと前作「STARTING OVER」からの
曲を中心に、でも長年のファンもにんまりするような
セットリスト。
『俺の親友、石くん!』とギタリスト石森さんを
紹介するいつもの宮本さん。
ライブでも宮本さんが
「俺は歌係」という言葉を使っていましたが
今回のアルバムでは宮本さんが自分自身の歌をすげぇ、と
実感することができた、と語っていました。
今までは自分の歌をもっと乱暴に扱っていたとも
語っていました。
メンバー間の絶対的な信頼が「歌係」とさらっと言えちゃう理由だし
バンドの絆がこの重量感たっぷりな音を作り出していることは
言うまでもありません。
宮本さんのカウントではじまった「絆」。
「青葉城恋唄」のワンフレーズを口ずさんだり。
名曲「ハナウタ~遠い昔からの物語~」。
本編の去り際。
走って登場したアンコール。
そのひとつひとつが焼きついています。
キャリアのどこをみてもエレカシはいつも独自の個性を
確立していたし、すごかったけれど・・・
ここ数年の充実ぶりといったら・・・
ライブ中金縛りにあったように動けなくなる時間が
長くなっているような気が私はしています。
めちゃくちゃかっこいいです。
エレファントカシマシ。