大橋トリオのライブで、たっぷりと音楽の息遣いを
堪能してきました。
バンド編成で、コーラスにカコイミクさんが参加してのライブ。
トレードマークのハットをかぶっての登場に
会場は大きく沸いていました。
今回はその小顔がひきたつくらい、大きめのハット。
背の低い私はそのハットの位置で大橋さんの位置を確認
するくらいのお客さんの入りでした。
途中で一歩前へ、という大橋トリオの声で
お客さんがぐぐっと前に進んだので
私もするすると前のほうへ出てみました。
細やかな音づかいを聞いていると、
指先を覗き込みたいきもち。
その音楽性の幅広さから、会場のお客さんも幅広くて。
共通していたのは大橋トリオのゆるいトークに
くすくす笑うお客さんの雰囲気がなんだかゆるくて自由だったことです。
CDには無いアレンジもドキドキ。
NYで活躍する友人のオリジナル曲というJazzナンバーも披露しつつ。
幼いころからあらゆる楽器に親しみ、
大学ではジャズピアノを専攻したという大橋トリオこと大橋好規さん。
アコギもピアノもハーモニカも次々に持ち替えて魅了します。
ライブの後半には秋か冬に
アルバムがリリースされることも発表。
テーマは『ダンス』だそうです。
広い意味でのダンスミュージック。
ダンスしたくなるアルバムにしたいと言っていました。
楽しみです。
派手な演出はないのですが、
音楽そのものが想像力をかきたてるという意味で雄弁です。
ふんわり。渋く。インスト。裏声。
A BIRDで鳥の声に耳を澄ませる会場。
外国のおとぎ話のような情景を見せたり、
森林浴のような気持よさだったり。
会場のライティングがまたよく似合っていました。
ブラックライト。
スポットライト。
クレイジーな色使いのオレンジと紫が交わる中での演奏。
丸い地球儀みたいなライトもくるくる色を変えていたっけ。
PAブースそばのライトは今日DJとしてきていたムラジュンさんが
色使いを遊んでいたとか。
今後きっとどんどん会場が大きくなっていきそうですが、
手元を覗き込めるくらいの近さで、
ミュージシャンのアイコンタクトの視線と同じ高さで
見てみたいと思うのは・・・・贅沢ですよ・・・ね?