夏の一日、秋田へ行って来ました。
実は私、秋田初上陸です。
田沢湖ではボートに乗って
歓声をあげる夏休みのこどもたちがいました。
今回のメインはみちのくの小京都"角館"。
以前から行きたいと思っていました。
1620年に芦名義勝によってつくられた城下町。
秋田藩の中ではもっとも大きな城下町です。
歴史の息づいている町並み。
あいにく雨が降ってしまったのですが
かえって風情がアップするの演出に思えてしまいます。
雨の楽しみ方って、雨の似合うところをそぞろ歩くのもひとつですね。
レトロなポストを発見。時間があったらここから絵葉書でも出したかったな。
雨にぬれる緑。
武家屋敷のたたずまいによく似合う紫陽花。
お味噌やさんの店先にあった涼しげな飾り。
『ハイカラ館』
名前だけで気になりますが、平賀源内など角館ゆかりの
先人の思考をうけつぐサロン。
「南蛮茶」ことコーヒーもゆっくりたのしめます。
ハイカラ館の中には美しい蓄音機の数々や
カメラのディスプレー(下の写真)も。
そして私が角館で行って見たかったプライベートミュージアムが
こちら『大村美術館』です。
フランスの装飾芸術家・ルネ・ラリックのガラス作品を軸に
同時代の芸術館の作品を集めた小さな美術館。
いまはちょうど香水の瓶をあつめた企画展が行われていました。
繊細なガラス細工にうっとり。香りも想像してしあわせ。
日本情緒あふれる街にたたずむ、西洋の美です。