今年の夏、絵日記を描くなら、
2万5千人がステージを向いて揺れているシーン。
ロックロックこんにちはin仙台
10th Anniversary Specialが行われました。
スピッツからのウェルカムメッセージが大型スクリーンで流れ
歴代のラインナップを振り返りながらのカウントダウン!
10年目のロックロックがついに幕開けです。
ロックロックならではのサプライズ、
ロックロックでしかみられないコラボいっぱいだった一日を振り返ります。
トップバッターはチャットモンチー。
"めっちゃ緊張するんですよ!先輩の曲をカバーするのは"なんて
いいながらも、キュートにスピッツのバニーガールをカバー。
続いてはスキマスイッチのステージ。
バンドと常田さんの前にはグランドピアノ。
ハットを被り、いつもの裸足の常田さんはそのままみんなに混じって
パラソルの下で寝転がっていそうな雰囲気でしたが(笑)
でもそのピアノがはじまると空気がかわります。
バラードでは2万5千人が聞き入って拍手が鳴り終わると
虫の声と風の音だけが聞こえてくる静寂。鳥肌ものでした。
「全力少年」で空から光がパーっと差してきたのが忘れられません。
MONGOL800はロックだけどぬくもりたっぷりのステージ。
アルバムからの曲も披露してくれて、その後CD即売のブースには
ロックロック最長の列ができていたそうです。
ユニコーンの「大迷惑」はモンパチアレンジでカバー。
そして「ハイサーイ」コール&レスポンスも楽しかったです。
ピンクのパンツ姿で登場したKREVAさんは大型スクリーンでみても
男前。おそらくあの会場にいたみんなが期待していたコラボも
もちろん披露してくれました。スピッツのマサムネさんを呼び込んで
「くればいいのにfeat.草野マサムネ」を熱唱。
会場は前方から、スタンディングエリアとシートエリア、それに
パラソルエリアに分かれていてこのとき私はパラソルエリアにいたのですが
このスペシャルなコラボがはじまったとき
テントの中かから人が続々とでてきて
(おっ!こんなにテントのなかにいたのね、というくらい)
パラソルとパラソルの間に、テントとテントの間に
立ち尽くす光景を目の当たりにしました。
つづいてはスタンディングエリアに入場規制のかかった
ユニコーン。おそろいのつなぎ衣装でじゃれあいながらでてくる
メンバーを愛おしくみていたのは私だけではないでしょう。
さすがこの夏のフェスキング!いうことございません!!
小さい子供をつれて参戦していたお父さんお母さんも多かったのですが、
そんなお父さんお母さんも踊りまくってました。
民生さんの「え~、最後まで盛り上がれるように・・・うまいことやりたいと思います」
ゆっるーいMCがありましたが、いえいえ泣く子も踊るユニコーンです。
"おそらく一番地味です"なんていいながらも
風の草原をアジカンロックに染め上げた
ASIAN KUN-FU GENERATION。
夕暮れのアジカンは文学的な詞の世界がより浸透してくるのを感じます。
それぞれの出演者の登場前にはスクリーンに
スピッツが登場して注意事項やご案内をしてくれました。
その撮影地が、牛タンの利久や八木山ベニーランドのジェットコースター
さらにはカラスコがバイクを乗り回す前Kスタ宮城などだったんです。
8月10日(だったかな)に撮影した、とMCで言っていましたが
そのときは生憎のお天気でしたが、今日は
暑すぎもせず、寒くもなく、最高のイベント日和でした。
そんな映像でもわくわくさせ続けた一日のトリは
もちろんスピッツの登場です。
スピッツのステージにもたくさんのサプライズが
用意されていました。
ウルフルズの「バンザイ!」のカバー
スペシャルゲスト平井堅さんの登場
(スピッツの「ガーベラ」と平井堅さんの「POP STAR」を共演)
アンコールではスキマスイッチ大橋卓也さんと「群青」ふたたび!
マサムネさんがいってました。2万5千人を前にして。
"生まれてきてよかった。みんなも生まれてくれてありがとう”
ラストの青い車で、
あ~夏が終わっちゃうんだな~と思っていたら
最後に連発の花火。光の粒が降ってくるようでした。
ロックロックのオフィシャルホームページは花火のイラストが
載ってましたが、こういうことだったんですね。
ロックロックこんにちはならではのサプライズ。
ロックロックでしかみられないコラボ。
スピッツのおもてなしにキュンとしてドキドキして感動して。
いい夏でした!
ロックロックこんにちはin仙台!ピース!