「プール」を見にいこうと思っていたのには
いくつも理由があります。
まず、加瀬亮さんが出ている(笑)
「かもめ食堂」「めがね」の製作スタッフによる作品である。
その2作同様、フードスタイリスト飯島奈美さんが料理を手がけている。
小さなプールのあるタイのゲストハウスを舞台にした物語。
食事のシーンは前2作に比べると少ない気もしますが
やっぱり人柄や生活が表れる大事にシーンでした。
待っていた人を出迎えるときの料理。
おかあさんと娘の作る朝ごはん。
そして加瀬さんが作る鍋がおいしそう~!!!!!
(上から撮った画がたしかなかったはずなのに
取り分けるシーンでもうその湯気やコクが伝わってくるの!不思議です)
パンフレットを買ったら
加瀬さん演じる市尾くんの「市尾鍋」のレシピが載っていました。
これはぜひとも作ってみなくては!
飯島奈美さんの料理はあったかく見えてとても好きです。
私もまねして、朝ごはんを。
ポイントはきゅうりです。(ぜひ映画をみてみて♪)
タイ料理にも挑戦してみたくなりました。
映画は最後まで理由がわからないのが
「かもめ食堂」「めがね」と一緒です。
なぜ、ここに集まっているのか。説明がない。
ひととひとの距離感がすごく不思議でした。
ありのままを受け止めるやさしい距離感にも思えたし
私だったら寂しくなってしまうかな、と思ったり。
その時のモード、見た人のこれまでの人との
関わり方によって、印象はだいぶ違ってくるのかもしれません。
きれいなプールにさざ波をたてるような
ハンバートハンバート佐野遊穂さんの歌声が素敵でした。
【おまけ♪フードスタイリスト・飯島奈美さんの本】
わたしのレシピコレクションの中でも大好きな一冊です。
映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の料理も
紹介されています。