文化の日恒例の「杜の都のアート展」が定禅寺通りで
行われました。
今年は214ものブースがあり、例年に比べて初参加の方々が
多かったそうです。
出展者も県内のみならず、東北各県や関東からも参加があって、
実行委員会によると、県外から参加してくるみなさんは、
1年間に創りためた作品を仙台のシンボル、
ケヤキ並木のもとで披露したいという思いで参加される方が多いそうです。
空の下のミュージアムには
写真、絵画、ニット作品、ポストカード、
ワイヤーアート、洋服、アクセサリーなどなど
たくさんの思い思いのアート作品が並んでいました。
私の幼なじみのぶぅちゃんも、沖縄で修行を積んだ織物アーティストです。
今日は晴れていたけれど風も強く寒かったので、
店番は大変だったようですが、遊びにいったらブース前はとてもにぎわっていました。
「ひさちゃ~ん」とブルブルしながら手をふってくれたぶぅちゃん。
自分でつむいだ糸でマフラーなども作っていて、
とても素敵な色使いなんです。暖色系のものが欲しかったのですが、
大人気で売り切れ。今度、工房を訪ねることにしました。
『ネット販売とかしないの?』と聞いたことがあったのですが、
『触って、見てほしいの』と言っていました。
やわらかい緑と深い緑が織り込まれたマフラーは
『仙台空港から見た田んぼ』がインスピレーションのもと。
音楽を聴きながらデザインが浮かぶこともあって、
ドを赤、レを黄色、ミを緑など音に色をつけて
その糸を楽譜の通り並べて織った作品もあります。
『これは"雪やこんこ”』なんて、素敵です。
ぶぅちゃんが、帰りにくれたぼんぼん。
実は、しおりです。
彼女のやわらかさそのもの。今度はマフラー見にいこう♪
"ものづくり"をしているひとは、人をしあわせにしたいという
気持ちがなければ、たぶんいいものは出来ないと思います。
全くアーティスティックなところなんて無いわたし。
ただ、ゼロからものをつくることでは番組も同じです。
思いのこもった作品をみるたび、やさしい気持ちと刺激をもらいます。