”一塁側のみなさん!三塁側のみなさん!
センターバックスクリーンの皆さん!”
野球好きの馬場俊英さんならではの挨拶ではじまった
Zepp仙台でのツアー
”延長戦を続ける大人たちへ”。
”はじめて、バンドスタイルで来ることができました!”
馬場さんの口からこぼれた言葉に待っていた方としても
笑みがこぼれました。
男性4人で肉まんをほおばりながら光のページェントを
観たというおちゃめなエピソードを披露しつつ
温かな雰囲気で進むステージ。
アルバムがリリースされてそれが届いた時にもちろん
音楽は完成形として届けられているわけですが、
でも、今日のメッセージの届き方を思ったら
本当の完成だったと思えます。それくらいメッセージが響きました。
”すぐに結果が出ないものに対して待てない時代になっているけれど。
今ないものを信じるのは難しいけれど、でも明日のことは分からない。
うまくいっていない時ほど、本当は大事”
以前、インタビューをしたときに、
こんな質問をしたことがあります。
”番組に寄せられるメッセージを読んでいても
馬場さんの言葉に励まされている人の多さを感じます。
馬場さんが歌詞を書くとき、
言葉のセレクトで迷うことがあるとしたらそれはどんなときですか?”
馬場さんは、穏やかに、話してくださいました。
”言葉は突き詰めていくとシンプルになる。
ありふれているし、これで伝わるか迷うけれど
恥ずかしくて口に出来なかったり寒いこと(笑)
青臭いことを僕は担当していたいな、っていう気がしてますね”
馬場さんが歌うから伝わること
馬場さんじゃなくちゃ伝わらないことがあるといつも思います。
終演後には馬場さんからの手紙がお客さん全員に。↓
メッセージが伝わるのと同時に、
私は馬場俊英さんは素晴らしいストーリーテラーだと思っています。
馬場さんとバンドのバックに映像(写真)が映し出される曲が何曲かありましたが、
馬場さんの歌の上で移り変わる景色に見とれ、とても心に残りました。
バンドメンバーの中で、
馬場さんを含め3人のギターリストが乗ったステージ。
ほんっと、それぞれいい顔でした!
ツアーは残すところ大阪城ホールのファイナルのみ。
そして来年6月5日には同じZepp仙台でアコースティックライブが
決定しています。
私もアルバムの曲にある
”明日の旅人”として、日々を歩いていきます。