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虹が架かりますように

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ドイツやオランダでは5色、スウェーデンでは6色とされるという虹。
また、虹を明るいと暗いの2色と考える人たちも多いそうです。

でも、やっぱり虹といえば、なないろ。
このカップを作った柴田町に工房を構える
作家さん、ジェームス・オペさんの母国・イギリスでも七色と考えられているそうです。

青葉通りにある
ギャラリーガーデンアロマでは今、
「つきあかり ゆきあかり」という名の陶器の展覧会が開かれています。

寒い季節に陶器のやさしさに心あたためられ、またライトのあかりに
ほっこりしていただきたいという思いで企画され、4人の作家さんによる
作品が並んでいました。

青森県五所川原市の陶工房ゆきふらしで作品作りを行っている
猿田千帆(さるた・ちほ)さんと猿田壮也(そうや)さんご夫妻は
チョーカーや帯止めといったアクセサリーも素敵。
またカフェにありそうな白のシンプルで美しい形の器も多く手掛けています。
降り積もった真っ白な雪のような清らかなシリーズもありました。

また同じく出店作家のおひとり谷口栄以子さんは
茨城の笠間焼きの作家さんで青を貴重とした器や
周りの明かりを消すと☆たちが壁に映し出されるライトも出品しています。

そして私が伺った時に会場にいらしていたのが
柴田町に「雷窯(いかづちがま)」を主宰する
ジェームス・オペさんです。

今回のテーマ「つきあかり ゆきあかり」にあわせて
オペさんが手掛けたシリーズが「ムーンシリーズ」。
月の満ち欠けをモチーフにしたシックなシリーズで
カップやお皿が展示販売されています。

月をずっとながめていても飽きないのと同じく、見る角度に
よって表情の違う作品の数々、ずっと大切にしたくなります。
壁にはオブジェとしての作品もあります。
4枚セットなんですが、それも満月がだんだんかけていくようすを
あらわしたもので、ギャラリーの調節された光の中だと
本当に満月のよるから細い月が輝く夜を体験している気分になりました。

オペさんの窯は山の中にあるということで空が大きいんですよ、なんて
教えていただいたのですが、雲をモチーフにしたものや雷の稲妻をモチーフに
したもの、そしてファンも多いという「虹シリーズ」もあります。
どれも空を見上げたくなる作品ですが、
虹シリーズに、私もこころ奪われてしまいました!

写真の、グラデーションの綺麗なカップをひとつ購入。

受け取るとき、オペさんが
『虹がかかりますように!』と言ってくださいました。

魔法にかかったようなきぶん。
このカップを使うたびにしあわせになりそうです。
あ~いいことありそう!!

ジェームス・オペさんは21日と23日にも
ギャラリーに来場されますよ。

【ギャラリーガーデンアロマ】
ギャラリーガーデンアロマの
場所は青葉通り、ダイエーの隣の仙都会館ビルの8階です。
仙都会館は1階に岩手銀行が入っているビルです。
8階のギャラリーからは屋上ガーデンに入れるようになっていて、
街中のオアシスといった景色です。

周りはオフィスビルに囲まれていますが屋上ガーデンにでて
空を見上げてみるといい気分。
春になれば花々が咲いて鮮やかなガーデンになるそうです。
カフェメニューもあるのでお茶しながら
屋上ガーデンをながめたり、うつわ鑑賞を楽しむのもいいですね。


陶器の展覧会「つきあかりゆきあかり」は23日(土)まで行われています。
時間は11時から午後7時まで、ただし最終日の23日(土)は
午後4時までの開催です。
こころをほぐしに、でかけてみては・・・♪

(問)022-722-1652


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2010年1月18日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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