青葉区の東北大学工学部・青葉山東キャンパスに
今月、国内の大学生協ではじめて、本屋さんとカフェが併設された
ブックカフェその名も、「BOOOK(ブーク)」が誕生しました。
BOOOKは東北大学生協が運営するブックカフェで、
扱っている本は、大学内にある本屋さんでは最大規模のおよそ2万5千冊を
誇ります。カフェには、テラス席を含めて40席ほどの飲食スペースが
あり、自慢のエスプレッソマシーンで本格的なエスプレッソコーヒーなどが
楽しめます。
汚さずに戻してもらえれば書店内の本を読んでもいいんです。
学生だけでなく、だれでも気軽に入ることができます。
今回、選書を手掛けているのがブックディレクターの幅允孝(はば・よしたか)さんです。
ブックディレクターはよく『本棚を編集する』といわれますが、
ジャンルでくくるのではなく、あたらしいくくりで本を並べています。
以前テレビ番組の「情熱大陸」で幅さんの選書スタイルに興味を
もった方もいるのではないでしょうか?
本棚には表紙をたくさん見せる工夫で本が並べられています。
中でも核となるのが『Message from BOOOK』と題したメインの書棚。
写真集から絵本、古書まで種類を問わず1000冊ほどで構成されています。
そこには小さな黒板にチョークでかかれたセクションごとの
テーマがあります。たとえば『宇宙へ』『美しいものを探しにいく』
『脳内旅行』『あの人の思索をたどる』『ちょっとそこまで・・・』
そのテーマのとなりには、ならびにはどんな本が並んでいるのか、
もう、本棚の前に立つだけでわくわくしちゃう!
いろんな本と出会うしかけがいっぱいの場所です。
もちろん大学内の書店ならではの専門書もあります。
なお、今後、仙台の若手作家のみなさんがBOOOKの中で
作品を展示する「パラサイトアートプロジェクト」も開催されることに
なっています。
【オープニングイベント】
このBOOOKのオープンを記念してのイベント
「オープニング・トーク」が4月28日(水)に開かれます。
今回、BOOOKの選書を手掛けた気鋭のブックディレクター幅允孝さんと
Date fm 石垣のりこさんによるブックトークが繰り広げられます。
時間は4月28日(水)の午後4時から6時まで。
1ドリンクをオーダーしてご参加ください。
Caféも本格的なエスプレッソコーヒーなどが楽しめます。
わたしも香りのいいおいしいカプチーノをいただきました。
味は本格的ながら、大学生協が運営するcaféということで
学生の財布にもやさしい値段設定です。本をぱらぱらめくりながら
気軽に休憩もできます。
ベーグルやマフィン、パイなどのスイーツもありますよ。
これから新緑が美しい青葉山キャンパス。
本が好きな方も、caféめぐりが好きな方も、ぜひ♪
【book+ Café BOOOK】
営業時間は平日が午前8時半から午後9時まで
土日祝日が午前11時から午後7時まで。
(問)BOOOK 022-261-6856