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MICHIROCK

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「スイカ早食い競争」といいながら、マイペースに食べるandymoriの3人。
「わんこそば」をかき込むOKAMOTO’Sのハマ・オカモトさん。
「なまはげ」の面をかぶって"泣く子はいねが~“と叫ぶフラワーカンパニーズ
のグレート前川さん。
すべて、この2日間で見られたアーティストの姿なんです。

実はこれ、次の出演アーティストの紹介を
ライブを終えたばかりのアーティストが楽屋から中継で行った際の演出です。
イベントのタイトル通り、
東北らしさがあふれる呼び込みのシーンが、会場を沸かせました。

Zepp仙台で2日間にわたって開催された「ロックのほそ道」。
これは「ロックロックこんにちはin仙台」が
名前を変えて新たなスタートをきったスピッツ主催のロックイベントです。
出演アーティストに共通するのは
スピッツへのリスペクト。

のあのわのYukkoさんが「はじめて買ったCDは
スピッツの"ロビンソン"で、
転校先で友達を作るきっかけをくれたのもスピッツの音楽でした」と語れば、
フラワーカンパニーズの圭介さんが
「スピッツとフラカンの共通点はボーカルが繊細でシャイボーイ」と話すなど、
終始楽しい気持で過ごすことができた2日間でした。

両日とも、オープニングを飾ったバンドの爆発力が凄かったです。
初日はTHE BAWDIES。2日目はOKAMOTO'S。
まさに今一番若手の中で勢いがあるといえる、
百戦錬磨のライブバンドです。
どちらもかなりのハイペースで、
そして先輩バンドとの対バンも多くやっているので、
その成長度合いにはすさまじいものがあります。
マラカスを振りながら滞空時間の長いジャンプを披露する
19歳のボーカル、オカモトショウさん。
10代のジャンプ代表が彼ならば
40代代表はフラワーカンパニーズ鈴木圭介さんを見て欲しい!
「真冬の盆踊り」のよさほいコール&レスポンスは圧巻でした。

のあのわのステージは
サーカスをテーマにしたというアルバムの通りのキラキラした世界観。
チェロの弓がときどき、指揮棒にも魔法のステッキにも見えました。
夢の世界へ連れてってくれるようなライブ。

スリーピースバンド・andymori(アンディモリ)は
曲が短いこともあってたたみかけるように10曲ほど、
アグレッシブなセットリストで聞かせてくれました。
アンディの音楽は、
スピッツの音楽を聴いて押されるスイッチと同じところを刺激すると感じています。

そしてスピッツは両日とも「夏の魔物」でスタート。
「チェリー」のイントロが流れた時のざわめきをきいて、
スピッツの曲は日本人が細胞レベルで知っている曲が
たくさんあるということを再確認。安定感。エバーグリーン。
でも決して筋肉が凝り固まっていないバンド。
もはや大御所なのにそういう扱いは嫌そうなところ。
どれをとってもスピッツはオンリーワンだし、日本の宝物みたいなバンドです。

去年までの「ロックロックこんにちはin仙台」の流れを引き継ぐように、
今年はじめての「ロックのほそ道」も、”ならでは“の
サプライズ・コラボがいろいろありました。

初日には秦基博さんがステージにふたたび登場して
「楓」をコラボ。2日目のアンコールにはフラカンが登場して
44マグナムの「I'M ON FIRE」を演奏。
ハンドマイクで歌うマサムネさんは貴重!

"ならでは"といえば、アートワークや映像にもこだわっていて、
開演前や転換中のスクリーンには東北6県を芭蕉のような
キャラクターがテクテク歩き回るというアニメが。
各県の名産名所も紹介されていました。

そしてエンドロールの最後には今回、
残念ながら急遽出演がキャンセルとなったKREVAさんからのメッセージ。
”みなさんごめんなさい 来年こそは…”という文字に大きな拍手が起こりました。

そして締めくくりはスピッツからの約束のことば、
"SEE YOU NEXT YEAR"!!

東北の地で生まれ、
進化していく”ロックのほそ道=MICHIROCK”が
早くも楽しみです!


【乾杯!】
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素敵ライブの後は乾杯でしょ!

試合終わりの楽天・ブラウン監督が
隣で飲んでいました。

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2010年8月20日 23:56に投稿されたエントリーのページです。

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