週末に、塩釜のふれあいエスプ塩竃で
中村ハルコさんの写真展をみてきました。
中村ハルコさんは1962年、埼玉生まれの仙台市育ち。
日本大学芸術学部写真科を卒業後、フリーの写真家となり
世界をめぐりました。
1993年から98年にかけてはイタリアのトスカーナ地方の
風景と生活に魅了され、情熱を注いだ作品、
「光の音」を制作。
また2000年には中村ハルコさんご自身の第一子誕生を記録した作品
「海からの贈り物」で写真新世紀展2000の年間グランプリなど
数々の賞を受賞し注目がさらに高まりますが、
2005年、残念ながら43歳の若さで病気でお亡くなりになりました。
エスプの2階に続くスロープの壁に
「海からの贈り物」と「光の音」の作品が展示されています。
いのちの喜びと神秘を感じる「海からの贈り物」の作品たち。
「光の音」は色が本当にきれいで、そして
イタリアトスカーナ地方のくらしが本当に近くに感じられました。
おばあちゃんの手のしわも、小首をかしげた少女も、
いとおしいひとのぬくもり。
この「光の音」を見て
ハナレグミの永積タカシさんは「あいのわ」というアルバムを
作り上げたそうです。
先週の金曜日のZepp仙台で発表された
来年2月のスペシャルライブ。
『光の音~しゃしんとうたう』と銘打たれたライブです。
ハナレグミの音楽と中村ハルコさんの写真のコラボレーション。
タップダンサーの熊谷和徳さんがスペシャルゲストで登場します。
2月10日のZEPP Sendai。
とっても・・・素敵な予感がしませんか。