今日から11月。
定禅寺通りでは光のページェントにむけてなのでしょうか、
ミスト状の雨が降り続くなか、かっぱ姿の作業員の方が
けやき並木でなにやら作業をしていました。
そしてすでにクリスマスオーナメントがキラキラ輝いているお店も!
はぁ~季節においていかれそう~毎年のことながら~!!
そんななか、この季節ももうすぐ、やってきます。
今年で3年目となる『杜の都の演劇祭』
今年は井上ひさしさんを追悼し
『井上ひさしメモリアル』と題して、
井上ひさしさんが選りすぐった演目リストに基づく
珠玉の8作品が演じられます。
誰でも気軽に演劇を楽しんでもらいたいと、
街中のcafeやショップ、居酒屋、日本料理店を会場に
仙台の演劇人たちがリーディングを繰り広げる杜劇祭。
先月行われた制作発表も、
杜劇祭の会場のひとつ、地下鉄広瀬通駅からも近い
Tea Launge REFRAINで行われました。
モンブランケーキをいただきながらの制作発表会。
こんなところにも、
そのお店のおいしいものと演劇のコラボをたのしんでほしい、という
思いが込められています。
定禅寺通りの日本料理のお店「花はん(はなはん)」
で上演されるのが、「表裏源内蛙合戦」です。
並はずれた才能に恵まれながら不運のうちに一生を終えた江戸の知識人
平賀源内。その生涯を表の源内と裏の源内・ふたりの掛け合いと歌あり踊り
ありの趣向で描いた、井上ひさしさん初期の代表作です。
これを戯曲と童話の構成によるリーディングで構成します。
日本料理店の和の空間なので、出演者の方は着物だそうです!
昼は椿弁当つき、夜は松花堂弁当がつきます。
プログラムディレクターの半田深雪さんは
ドレスアップして日常とは違う楽しみを味わっていただきたい、
お座敷遊びを一緒に楽しみましょう、とおっしゃっていました。
SENDAI座プロジェクトの樋渡さんがプログラムディレクターを
つとめるプログラムが「王様の白切手」
樋渡さんはこの作品について
「革命という言葉の緊張感と裏腹な奇想天外の展開、
そしてオチがおしゃれなんだ」とおっしゃっています。
その樋渡さんが自らセレクトしたお店が国分町の「我流 伊達屋敷」
昼の部はせいろめしつき、夜は季節の揚げ物とワンドリンクを楽しみながらの
公演です。樋渡さんがお店の親方にいつもお願いするという
「こうじのわがまま漬け」と名づけられた漬物どんぶりも各テーブルに
サービスされます。
そしてこの「王様の白切手」の出演者は樋渡さんともうひとり!!
石垣のりこさんです!
『杜の都の演劇祭』は12月4日の公演を皮切りに
年をまたいで1月まで8つのプログラムが上演されます。
全ての公演が予約制となっています。
予約方法は3つあります。
その①パソコンのインターネットで、杜の都の演劇祭オフィシャルサイトから
予約フォームでお申し込みいただく方法。
その②携帯電話からモバイル予約ができます。
こちらも杜の都の演劇祭オフィシャルサイトから予約フォームで。
その③電話予約も可能です。
電話番号は022-231-2492 となっています。
(プレイガイドでの発券はありません)
予約はいよいよ11月6日(土)の午前10時スタートです。
http://www.morigekisai.com/
杜の都の演劇祭のホームページでは
各プログラムの紹介や演じられるお店も素敵な写真とともに
紹介されています。
そしてブックレットも、これを持って待ち歩きしたくなるセンスと充実ぶりです。
せんだいメディアテークや仙台文学館、イズミティ21など
仙台市内の公共施設にもおいてありますのでぜひ手にとってみてください。
演劇が劇場を飛び出して
まちなかに!友達をさそってでかけてみませんか?