年内で一時活動休止を宣言している
宇多田ヒカルさんのライブが横浜アリーナで
今日明日の二日間行われています。
今日はライブビューイングinシアターと題して
全国の映画館での同時生中継が行われました。
私も、ワーナーマイカルシネマズ名取エアリで
見てきました。
劇場内、最初は映画の始まる前と何らかわらない風景でしたが
開演予定時刻の7時をちょっとすぎた頃だったか
スクリーンに横浜アリーナ全体の様子が
映し出されるとお客さんから拍手が起こりました。
そして宇多田ヒカルさんが歌いだして
その表情がアップになったとき
横浜アリーナと映画館が一気に距離を縮めたのを
感じました。
自身初という360度のセンターステージ。
バンドのほかにマニピュレーター、ストリングスもステージに。
時にピアノを弾きながらのスタイル。
アンコールでは
ジョン・レノンの命日ということで
"Across the Universe"をギター弾き語りで披露。
本編での凝ったアレンジから一転、
ギター弾き語りのシンプルな歌が心に残りました。
Automaticを歌うとき
「15歳の時に作った歌を12年後みんなと楽しめているとは
おもいませんでした!」と語った宇多田ヒカルさん。
ラストはAutomaticと両A面でリリースされた"Time will tell"。
この曲を聴いたときの衝撃はいまだに色褪せないものがあります。
15歳から表舞台で走り続けた歌姫はいま27歳。
MCを聞いていると歌に込めたメッセージにはいまだからこその
説得力が加わっていて、活動休止など宣言せずに
時代を切り取りながら音楽続けてほしいと思ってしまいました。
ただ、当然考え抜いての決断でしょう。
活動を再開してまたわくわくさせてくれることを待っていたいと思います。
(この記事は12月9日公演が終ってからアップしました)