日付変わって昨日のことですが、驚きの発表がありました。
最高の年越しをプレゼントしてくれた
椿屋四重奏が突然の解散発表。
ステージでの
「悔いはありません」という言葉
「伝説の目撃者です」という言葉
あれはラストだったからなの?とぐるぐる回っています。
ただただ、驚きのなかで、全く気持の整理がつかないまま、
昨日はオンエアが始まってしまったというのが正直なところです。
2003年ごろから椿屋四重奏のライブを見続けてきました。
絡みつくようなどぎつい赤のライティングの中で最初見た椿屋の演奏。
その赤に全く負けていなかった。
その後、はじめて金沢のスタジオで会った
中田さんは予想に反してものすごく穏やかな人でした。
打ち合わせをしている5分間だけでもひしひしと伝わる地元への思いを感じ、
プチホームシックにわたしがなったほどです。
それ以来ゲストとしてお迎えするのが本当に楽しみでした。
メンバーの変遷も含めて紆余曲折があったと思いますし、
数多くライブをしていれば万全のライブだけではありませんでした。
これからどっちの方向へ行くのだろう・・・と応援しているからこそ
不安に思ったこともありました。
でも、私自身も一度も欠かすことなく金沢で、仙台で
ツアーを見るなかで、いつの間にかたくましいバンドに、
自慢したくなるバンドになっていました。
「SENDAI SUNRISE」で見せてくれた
椿屋四重奏の本気。
「NIGHT LIFE」のようなトライアルな曲をモノにして
聞かせられるのもバンドの今の勢いだと思いましたし、
昔の曲もちゃんと今の椿屋がなっていて
怒涛の30曲超えに
10年の体力ってこういうことかと心から思えたライブでした。
それは中田さん、小寺さん、永田さんにも心からの賞賛として
伝えたつもりです。
でも、この最高のライブがただの通過点に
なってしまうくらい、今後の活躍を期待していました。
ただの通過点にしちゃってほしかったです。
ホームページに記されていた言葉。
かみしめて読んでいます。
真摯な言葉たちを前に、
本当にホームページに書いてあることがすべてなのだろうと思いました。
命を削ってバンドしてきた3人なのだと思います。
この仕事をしていて一番せつないことです。
解散のニュースと共に、曲紹介をすること。
突然すぎる発表でした。
さみしい。本当に。
気持を整理するのには少し時間がかかりそうですが、
思いを共有する人がまわりに多くいるので
一緒に前を向きたいと思います。
椿屋四重奏。
これからもシーンで強い光を放ち続けてほしかったです。