« つま恋とつながります! | メイン | 念願の・・・ »

ap bank fes'11 Fund for Japan

つま恋の会場とつないで
パブリックビューイングが仙台・あすと長町で
行われました。
%E7%94%BB%E5%83%8F%204173ap.jpg
初日の会場MCを担当しましたが、
ap bank のお客さんはみなさんあったかい!

スクリーンを通してつま恋と重なる拍手と歓声に
胸が熱くなり。

パブリックビューイング会場限定
Salyuさんのアコースティックライブがほんとうに素晴らしくて
感動しながらステージにあがりました。

明日あさってとパブリックビューイングも続きます。

■ap bank fesパブリックビューイング■

【あらためてこの日のライブレポート】

数あるフェスの中でも、2005年から開催されているap bank fesは、
音楽を心地よい空間で楽しみながら
環境についてもう少し身近に、
ポジティブに考えていこうというコンセプトのもとで
行われてきました。

そのap bank fes、今年は東日本大震災を受けてスタートさせた
ap bank Fund for Japanをふまえてイベントの収益すべてを
復興支援に充てることが表明されていました。
さらに、開催場所は静岡県掛川市つま恋ですが、
心は東日本とつながっていたい、という思いから、初の試みとして、
仙台でのパブリックビューイングが開催されることとなったのです。

その3日間のパブリックビューイングの初日も朝から気温がぐんぐんあがる
真夏日になりました。うちわでパタパタ涼を取りながら
今か今かとスタートを待つお客さんたち。
89ERSドームにつま恋のステージが映しだされると
歓声と拍手が沸き起こり、さらにオープニングを飾るBank Bandの
『よく来たね』がはじまって、櫻井和寿さんの笑顔が
スクリーンにいっぱいに広がると
一気につま恋と仙台がつながったように感じました。

この日のライブはBank Bandを皮切りに、
Bank Band with Great Artists
として、miwaさん、MINMIさん、
秦基博さんを順に迎えて進んでいきました。
ギターを抱えたmiwaさんのチャーミングな姿と
思いを込めたデビュー曲『don’t cry anymore』、
MINMIさんの『シャナナ』では仙台会場もタオルがグルングルンまわっていて、
秦さんの『アイ』ではしんと静まりかえって引きこまれる会場。
音楽づくしの3日間がはじまった、わくわく感でいっぱいになります。

午後1時30分になると、つま恋では休憩に入りましたが、
この時間に仙台会場だけのミニライブが行われました。
当日MCを担当していた私は
“星空とか、宇宙とか、風とか…大きい言葉がこの方の歌声には似合います!”と
紹介しました。Salyuさんの登場です。

当日はSalyuさんの歌とピアノでのライブ。
しかも会場のお客さんにリクエストをもらって
曲を決めていくというスタイルでライブが進んでいきました。
なんてスペシャル!
Salyさんのツアーは歌の世界観を映像だったり舞台セットに反映させた
素晴らしいものですが、やっぱりあの歌力があるからこそ、と再確認。
だって、時にストリングスのようにしなやかでつややかだったり
打楽器のように力強かったりするから。
どこまでも突き抜けていく新曲『青空』で恋したくなって、
『to U』では涙する方も多かったです。

仙台会場でのライブをはさんで、
ふたたびつま恋を結んでのライブ中継がはじまりました。
午後はBank Bandに一青 窈さん、スガシカオさん、
そして真心ブラザーズを迎えてのアクト。
一青 窈さんの『ハナミズキ』は祈りが重なるような時間で、
スガシカオさんのセクシーさには太陽の下だと確実にクラクラくるようで、
真心ブラザーズで『どか~ん』とジャンプジャンプジャ~ンプ!

さらに転換をはさんで初日のバンドアクトにレミオロメンが登場。
『スタンドバイミー』や『太陽の下』など、フェスならではのセットリストに
イントロがはじまるたびに大きな歓声が響きました。

少し外も涼しくなってきた午後6時になると、Mr.Childrenがステージに。
仙台会場も総立ちになって『Dance Dance Dance』がはじまります。
“最もやりたいと思った曲”と紹介して演奏された『もっと』。この曲は
アメリカ同時多発テロ事件をきっかけに制作された曲です。
”暗い目をしてたって この星のリズムは 君に笑顔を降らすから
 きっと きっと きっと”の歌詞が心に刻まれます。
『いつでも微笑みを』ではつま恋も、
仙台も口笛で響き合います。『エソラ』ではアウトロで
『仙台、仙台、仙台!』と連呼する桜井さん。
そこから大ヒット曲の『innocent world』につながると
お腹の底から力が沸いてくるようでしたが、
周りを見るとタオルに顔をうずめて溢れてくる涙をぬぐっている女の子もいました。
音楽は届けられた瞬間からその人の中で息をして
かけがえのないものになるのだと思った涙でした。

アンコールでは復興支援チャリティーソングとして作られた
優しい曲『かぞえうた』と、出演者勢揃いで『to U』を。
『to U』は出演者によって違う表情が楽しめるようになっていて、
これもap bank fesの醍醐味なんですね。
ちなみにBank Bandは3日間で88曲を演奏したそうです。

つま恋から音楽のパワーと祈りがとんできた一日。
同じ日には9月24日25日に国営みちのく杜の湖畔公園
 風の草原でのMr.Children宮城公演が発表されました。

つま恋の会場にはいつか行きたいと思っているのですが、
なだらかな丘になった雰囲気、
風の草原と似ているんじゃないかなぁ…と想像して
まずは9月の公演が楽しみです。
宮城公演の収益金もすべて復興支援に充てられることになっています。

(この文章は7月25日発行Date fmネット会員DNAメールマガジンに掲載
されたものです。3日間のap bank fes.終了後にblogに掲載しています)

About

2011年7月16日 23:02に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「つま恋とつながります!」です。

次の投稿は「念願の・・・」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 4.38