VINTAGE LEAGUE TOUR 2011
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気仙沼と陸前高田で地元のみなさんが
手作りするキーホルダー。
先日、GAGLEのHUNGERさんにお会いしたときに
出会ったものです。
瓦礫から素材を見つけ出し、そしてひとつひとつ思いを込めながら
手作りしたものです。売り上げは作った地元の方の収入になります。
たいせつな家や思い出の品などを瓦礫というひとことで表すには
抵抗があると、わたしも思っています。
このキーホルダーが入っていた袋には
こんな説明書きがありました。
『瓦レキーホルダーは瓦礫の一部を使用し、
地元の方の手でひとつひとつ作られています。
小さな瓦礫の背景にはたくさんの思いが詰まっていて
大切に身につけることによって、輝きのある
アクセサリーになるのではないでしょうか』
これからイベント会場などで販売していくそうです。
GAGLEは来週、J-SIDE STATIONにゲストとして
やってきてくれます。
かけるたび、反響のある曲、『うぶこえ』についても
いろいろ伺いたいと思います。
キッズソングコーナーで
なつかしい曲をお届けしているうちに
"家にもこんなのありました”と押入れからでてきた
お宝を写真にとって送ってくださる方も。
その写真を見て”おぉぉ~”と盛り上がっています。 井上さんが。(笑)
今週のキッズソングコーナーは4日間、
『ジブリ特集』でした。
これもリスナーさんのリクエストでしたが、
お届けする側が楽しかったです。
名キャッチコピーの数々、
名シーンの数々、
名セリフの数々を思い出しているうちに・・・
私も、押入れをがさごそと・・・・
出てきました。何回も何回も聞いた
"魔女の宅急便”サントラのテープ。
”おちこんだりもしたけれど、私はげんきです”と
お母さんに手紙を書いた
主人公のキキより子どもだったときの私の字。
鉛筆で曲名を書いています。
何度か消した跡があります。
聞いているうちに、やっぱり見たくなりました。
追伸。
ちなみにカセットテープのB面にはまたしても私の文字で
”それでもふられてしまうやつ”
KANさんの”それでもふられてしまう男(やつ)”が入ってました。
日曜日の昼下がり、わくわくしてドアをあけたのは
大町にあるカフェ、AReT(アレット)。
カウンター越しに全部が見渡せるようになった店内には
様々なスタイルの椅子が心地よく並べられ、
開演を待つばかりになっていました。
シンプルな瓶に詰められた色とりどりの食材。
少し目線を高くするとふたに穴のあいたピクルスの瓶が
電球のかさになっていたりして。
パリのアパルトマンはこんな感じかしら、なんて想像してみたり。
そんな、一目で居心地いい空間とわかるカフェに集まっていたのは
子どもたちとお父さんお母さんたち。“プレママ”なんて言い方をされる
そうですが、もうすぐママになる女性もいました。
ボーカルとアコースティックギターのユニット、
ビューティフルハミングバードによる、
こどもとママのためのcafeライブのはじまりはじまりです。
ビューティフルハミングバードは高校・大学の同級生だったふたり、
小池光子さん(ボーカル)と田畑伸明さん(アコースティックギター)が
2002年に結成したユニットです。3枚のオリジナルアルバムをはじめ
カバーミニアルバムや数多くのテレビCMにも参加しています。
花のコサージュがついた帽子を被って登場した小池さんも、
ゆっくりと会場を見渡した田畑さんも、笑顔。こどもたちも、目の前で
何が始まるんだろう、と不思議そうにしていたり、目をキラキラさせて
見つめています。
きらめくギターの音色と、空気をたっぷりふくんだやわらかなやわらかな声。
ふたりとも、おきゃくさんの子どもと目線を合わせながら演奏していきます。
今回は絵本を2冊セレクトして、壁に映し出す絵本にあわせていろんな音を
出しながら、小池さんが絵本を読み、
さらには絵本を題材にしたオリジナルの曲をはさみつつのライブでした。
絵本は、まえをけいこ。さんの「ひゃっこちゃん」。
なんでも百個、の女の子で、色鉛筆で書かれた絵に出てくるのは
100個のパンやアイスクリーム、風船。何でも百個。
「ひゃっこ」ということばが何度も繰り返されるので、
独特のリズムを作り出しています。
もう一冊の絵本ビビッドな色合いが綺麗な、
tupera tupera著(亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニット)
「しましまじま」。こちらは、何でもしましまの島のお話で、
思わず声に出して繰り返したくなる楽しい言葉のリズムでした。
あとから聞いた話では、他のcaféライブの会場に比べて子どもたちの年齢が
さらに若年層だったそうですが、
一緒に“あー”と歌っていた1歳の赤ちゃんだったり、
ソファでブリッジしながら体を揺らしている女の子、
お母さんのコップに入った炭酸を飲んで何回も
苦い顔をしながら“ぷはぁ~”と音をたてている男の子(笑)。
かわいい子どもたちが発するすべての音をBGMにして
演奏は続いていきます。そして小池さんが魔法のように
次々にとりだす楽器、鉄琴や打楽器やいろいろな笛。
名前もつかないような、偶然楽器になったようなものたちが
絶妙なタイミングで登場しては、子ども達の目線をくぎ付けにしていました。
大人の心もだいぶやわらかくなったところへ演奏されたのが、
耳の中にまちができたら、という想像で作られた曲。
音楽をつかさどる人々が住んでいる、
魔女の宅急便にでてくるような街の景色を描く
ビューティフルハミングバード。
想像力を遠くへ飛ばしてくれるライブが大好きですが、
子どものころに持っていた想像力をちょっとだけ
思い出させてくれるような時間でもありました。
大人の想像力も眠っているだけなのかも。
やさしい気持ちで広瀬通を歩いた帰り道でした。
10月19日にはビューティフルハミングバードのアルバム
“HORIZON”がリリースされます。
意外なゲストも参加していたりして、
おふたりの音楽的つながりの深さを感じ、
そして奥行きのある世界にときめきますよ!
地平線の向こうに聞こえてくる音を、ぜひ。
■□■この文章は9月26日に発行
Date fmメール会員DNA向けメールマガジンに掲載されたものです■□■
気仙沼からリスナーさんがスタジオ前に来てくださいました!
震災後、いつものお名前のメールが届くたび、
スタッフ全員で喜びあっていましたが、
今日も、元気なお顔に嬉しさがこみ上げてくるのと同時に
いまなお大変ななか、立ち寄ってくださったことに感謝感謝感謝の思いです。
そして気仙沼のお菓子までいただきました。
『震災復興最中(もなか)』
港町気仙沼にちなんで貝の形をしています。
気仙沼のお菓子やさん、
『菓子舗うつみ』さんの『震災復興最中(もなか)』です。
香ばしい皮にしっとりとした優しい甘さの餡が。
とてもおいしかったです。
お店を再開して発売した決意の新商品だと思います。
今度は直接お店に行ってみんなの分、買ってこようと思います。
台風12号による被害。
状況が明らかになるにつれ
大きな被害に愕然とするばかりです。
二次被害が出る前になんとか
救助が進み、これ以上被害が拡大しないよう
いのるばかりです。
東二番町通りと青葉通りの交差する
青葉地下道ギャラリーで
沼田佳苗さんの展覧会が行われています。
先日リスナーさんとご本人に教えていただいたのですが、
わたしも寄り道。
平日の夕方、行き交う人の坦々とした足音が響く地下道に、
風がそよぐ音や鳥の羽音も聞こえてくるような
作品が展示されていて
かなり長い時間地下道を行ったり来たりしながら見てきました。
油絵を中心に、壁画用絵の具で書かれた作品もあり
大小20点ほどでしょうか。
そして作品のタイトルにもわくわく。
『予感してた』
『となりの夢』
『頼りは幻聴だけ』
『あの緑』
『その緑』
『続かないもの以外』と題された作品は
色づかいの美しさに圧倒されました。
くちばしの長い赤い鳥が多くの作品に登場していて
その鳥を通じて世界の、はたまた夢世界のいろいろな
場所に降り立っているようなきもちに。
桜色の山々の上を鳥が花をくわえて飛んでいく作品には
『春きたー』というタイトル。
春のよろこびが満開で、桜の季節が待ち遠しくなってしまいました。
『早起きの道』にはのぼりかけの太陽と、
太陽を待つまだしぼんだままの花。
想像力を遠くへ飛ばしてくれる
時間をすごしました。
また素敵な出逢い、しちゃいました。
【沼田佳苗 展】
9月1日~9月15日@青葉地下道ギャラリー
(ダイエーと七十七銀行本店をむすぶ地下道)
電車に乗っていたら
ものすごくかわいい声の女の子が
隣に座って友達としゃべっていました。
声優さんの卵とかなんだろうか・・・?
会話を聞くつもりはないのですが、
あまりにもかわいい声なので
なにやら頭のなかで架空のアニメキャラクターが
動き出すようでした。
楽しそうに笑っているなぁ・・・♪
声といえば、わたしは
マイクを通して自分でびっくりしたほど
週の後半鼻声になってしまいました・・・情けない・・・
季節の変わり目、風邪にご注意ください!!
高校の同級生と、おしゃべり。
一度も同じクラスになったことがなかったので
はじめてゆっくりおしゃべり。
たくさんのなつかしい名前もとびだして。
みんなみんな、それぞれのところで
頑張っています。
震災後には東京在住の同級生達が
力強く支援活動をやっていて
それを後から聞いたとき、ものすごく嬉しかった!
何かのプロフェッショナルだったり、
ボランティア活動だったり、
素敵なママだったり。
いつもいつもみんなから刺激を受けています。
わたしのルーツは宮城学院にあり。
赤いライトが側面を照らすdarwinで、ゆっくりと灯りが落ち、
会場中の目がステージに注目するなか、
最初に出てきたのは意外にもマイクをもったRakeさんでした。
というのも、今回はゲストを迎えてのライブであり、
ソノダバンドがまず登場するもの、と思っていたからです。
今回のタイトル“HOME”について話し出すRakeさん。
地元の仙台で、という思いともうひとつ、自身がホスト役となり、
“僕の家に遊びにきてもらう感じで”という思いが込められていたそうです。
そんな“HOME”にまずやってきたのはレーベルメイトの女性シンガー。
続いてソノダバンド。ソノダバンドは去年、
テキサス州で開催された音楽見本市
“SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)”にも出演した
6人編成のインストバンドです。
歌詞がないのに歌が聞こえてくるカラフルで疾走感あふれる演奏でした。
これは、ワンマンも見にいかなくちゃ!
そしてついに始まったRakeさんのライブは、
待ってましたの大きな大きな拍手で迎えられました。
ギター、ベース、ドラムにRakeさん本人を含めての4人編成で行われたライブ。
釘付けになるビートボックス、渾身のギターカッティング、
天性のリズム感。スムースな英語の歌詞。
『Sunday Morning』で温かい調和を感じて、
『Freaky!』でエレキギターのテクニックに酔って。歌はもちろん、
たくさんRakeさんのギターを聞けて嬉しい!
という思いで一杯になりました。
全員でのシンガロングが忘れられないのが『100万回の「I love you」』。
たくさんのリクエストを集めて、“2011年日本で一番聴かれている曲”として
話題を集めているそうです。
この曲はストリートライブをしていた頃から歌っていた曲です。
ライブでこの曲を聴くたび、ぐっと会場の一体感が増すのを
感じていましたが、この日の『100万回の-』は手拍子と歌声がフロアに響いて
いつも以上の盛り上がりでした。聴きながら、震災後この明るくてまっすぐな
ラブソングへのリクエストが多かったことを思い出しました。
きっと、みんな自分の大切な人へ届けたかったんだ、と思ったら歌いながら
涙声になっていました。
アンコールでは、唯一ピアノ弾き語りの『誓い』を。
仙台に東北の夏祭りが集結した東北六魂祭のCM曲にもなり、
たくさんの人に響いた曲だと思います。
“たとえどんなに離れていても 会えない時が続いても
つないだ手を離さないこと この空に誓うから”
きっと私自身も生きている限りこの曲を聴くたびに、今年の特別な
夏を思い出すことでしょう。そして、東北の決意を伝えるような曲として
全国にもこれからも響いていってほしいと願います。
終演後、Rakeさんがラジオのスタッフを前に
“お世話になっているみなさんにこれからも成長を見ていただけるように
頑張ります”とおっしゃっていました。
ステージではソノダバンドのメンバーがMCで言っていました。
”Rakeさんって、いい人っぽいでしょ?そしたら・・・本当にいい人なんですよ(笑)!!”
多くの人の心を動かすミュージシャンは人としても素敵な人ばかりなんです!
Rakeさんの人柄になんだかほっとしながら、
これから生み出される音楽を心から楽しみにしている私です。
■この文章は9月26日付け
Date fmメール会員DNA向けメールマガジンに掲載されたものです■□■
今年も、ジャズフェスの秋がやってきました。
きっかけ自体をあらためて思いだしても、
その頃から変わらないバンドのみなさんとのつながりも、
見守ってくださる方々にお会いしても、
わたし自身、この街に育てられているのだなぁと
あらためて感じた今年のJAZZ FESでした。
バンドの皆さんのテクニックと私の演奏技術のギャップを
知る人からは『贅沢な発表会』といわれ、
全くもってその通りだと思うのですが、
今年も『芳賀牧場』にちょこっとだけ参加させていただきました。
今年のステージは、はじめて定禅寺通りではなく
花京院スクエア。
今年は”Night and Day"を吹きました。
子どもの頃から見てきたジャズフェス、
芳賀牧場のミュージシャンの皆様に出会った大学生の頃
SAXに憧れ、そののち、憧れだけでレッスンをはじめました。
そして4年目のJAZZ FESです。
先輩や友達やリスナーさん、毎年見にきてくださる方もいて、
あたたかいお言葉を・・・
前日にはすでにおなかが痛くなり
会場に向かう道中には緊張のあまり
『出るのやめればよかった』と後悔するのですが、
演奏が終わると、『また来年も』と、思うから不思議です。
とっておきの時間をありがとうございました。
そして、私は定禅寺通りでその時を迎えました。
2時46分にはすべてのステージから『ラ(A)』の音が
響きました。音にあわせ、
こんなに多くの人がいるとは思えない静寂が1分間
あたりをつつみます。
それぞれの思いをあつめて、震災から半年をむかえました。
夕方には雷雨がありましたが、
夜が更けて雲がとれ、
満月が顔を見せてくれました。
くっきり夜空に浮かぶ満月がとても綺麗です。
今夜は十五夜。
満月と十五夜が重なるのは2005年以来
6年ぶりだそうです。
寝る前にもういちど外にでて眺めてみることにします。
今夜似合う"月”ソングは何かしら。
【夏が戻ったような・・・】
日差し。
錦町公園から本町に向かう坂道。
好きな景色です。
明日・あさっては夏休みをいただき
少し旅してきます。
スケジュールの調整に前々からご協力いただいた方々や
気持よく送り出してくれるスタッフに感謝。
心身ともに元気に進めるように、
ちょっとリフレッシュしてきます!
・・・忘れ物に、気をつけます!!
飛行機の中から富士山が見えました。
いいことありそうな気持にさせてくれる景色ですが、
またしても台風の影響が心配な日本列島です。
夏休みをいただき、週末にかけて
クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・
マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・
ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・
アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット
へ行って来ました。
そうです、タイの首都・バンコクです。
正式名は長いですね、覚えたら”特技”の欄に書けそうです。
こんな年に東北以外の場所への旅行なんて全く考えられなかったの
ですが、夏になったらタイミングがタイミングを呼んで
旅行が実現しました。航空券の申し込みから出発まで2週間切って
いたのははじめてです。
すぐに目の前のことでいっぱいいっぱいになる私にとって
社会人になってからは特に、
自分の小ささを実感させてくれる旅は
これまでもなくてはならないものでした。
新しいものを見たら、きっと体の中に新しい風が吹く・・・
そう思いながら、タイへ旅立ちました。
日本の空の玄関口・成田空港にもこんなメッセージが
ありましたが、
タイでも、東北への支援をいろんなところで感じました。
バンコクに何店舗もある
地元の方や観光客に人気のキルトのバッグやポーチを扱うお店では
象のぬいぐるみのデザインをデザイナーさんが提供して
その売り上げを寄付する取り組みが注目されているようでした。
そしてこれまた街中やショッピングセンターでよく見かけた
ドラッグストアでも、東北支援のアイテムを販売していました。
袋の中には小さな日本製の洗顔料のサンプルが入っていて
値段は10バーツ(30円程度)。タイで10バーツあれば
水のペットボトルが買えます。収益が義援金になるようで、
しかも、同封されているはがきにはメッセージを書いて
タイの日本大使館に届くようになっていました。
『かんばれ。日本!』←ちょっと、惜しい!でも、嬉しい!
ほほえみの国、タイ。
少し時間がかかりそうですが、さかのぼって
ちょっとずつ写真をアップしていきたいと思います。
【おまけ】
日本に帰ってきたら楽天が連続のサヨナラ負けを喫していて
自力でのCS進出が消滅していました。うぅぅ・・・
それはさておき。
こころよく送り出してくれたJ-SIDEチームに買ってきた
おみやげのひとつが、ディレクターからのリクエスト
『ウケとか狙わずに、普通に、うまそうなカップラーメン』
・・・これって振りなのか??
・・・ということは、おいしくなさそうなものを買ってくればいいのか??
いろいろ迷いましたが、結局はガイドブックにも美味しいと書いてあった
日清のカップヌードルのタイバージョン(トムヤムクン味)と
もう一種類は看板広告でよく見かけたラーメンに。
今日のお昼ごはんに、みなさん召し上がれ~!
タイのカップラーメンはふたのなかに
折りたたまれた小さめのフォークが入っています!!
井上さんはマイルド系をチョイスし、
さらに添付されている辛味は抜きで食べるとのこと。しゃべる前ですしね。
そして5分後(日本のカップヌードルより長い)・・・
ちょうどラーメンができあがったころ、
ちょっと席を外した私のもとへ、井上さんが
「庄子さん、大変だ!!」とかけこんできたので何事かと思ったら・・・
食べ始めたスタッフが全員・・・
げほげほ 咳込んでいました(笑)
タイの辛さに咳込みながらも、気持は熱くお届けする
J-SIDE STATIONを今週もよろしくお願いします。
今日から東北新幹線は震災前と同じダイヤに
戻りましたが、県内を走る在来線は
いまだ台風の影響が残り各線終日運休に。
唯一動いていた仙台空港アクセス鉄道に乗って
イオンモール名取エアリにやってきました。
Date fmでオンエア中の朝ワイド、
『中西哲生のクロノス』の中のコーナー
『ジブラルタ生命 ありがとう、先生!』の
特別番組公開録音と、
テーマソングを歌っている
馬場俊英さんによるライブが行われました。
歌にひきこまれる、という表現がありますが、
今日の会場の雰囲気は
お客さんが馬場さんの歌をこころの奥まで
吸い込んでいるような空気でした。
涙している人も、多かったです。
にぎやかなショッピングモールの中にあるのに
どんどん周りの音が聞こえなくなっていって、わたしも
馬場さんの歌を吸い込んでいたと思います。
それだけ、会いたかった!という気持でいっぱいだったんですね。
大好きな"明日の旅人”も歌ってくれました。
”君よ 時代を駆け抜ける 心の旅人たちよ
苦しみの中で 今 君の樹が育っているよ"
音楽でメッセージを伝える人であり、
素晴らしいストーリーテラーでもある馬場俊英さん。
祈り、願い、なぐさめ、見守るまなざし。
馬場さんの歌の前ではいつも、腐っちゃいかん!(笑)と思い、
そしてひとにやさしくなりたいと思うわたしです。
かつて特別番組を担当させていただき、
その番組はディレクターの思いと
馬場さんのお話しのおかげで、素敵な番組になりました。
その番組がきっかけで、私自身は馬場さんのファンの方にも
声をかけていただくことが増えました。
その中にはいま苦しい思いをされている方もいます。
どうか馬場さんの歌を口ずさみながら日々を過ごして、
またライブ会場でお会いできることを心から祈っています。
いま、パソコン開きながら
探偵ナイトスクープを見ていたら
小学校の先生が虫嫌いを克服したい!という
依頼をしていました。
小学校3年生の理科の授業には
今後虫が登場するそうで、
その授業の前に、何としてでも!という依頼。
どうやって、克服するのだろう?と見ていたわたし。
"虫嫌いになってしまったエピソード"
"探偵がふいに出したおもちゃの虫で驚かされるシーン”
"昆虫館で蝶が飛んでいるなかを歩く訓練”
など、どきどきしながらみていましたが、
次の試練が見るにもきつすぎました・・・
『む~りむりむりむりむりむりむり!!』
ガタガタ ゴトッ ピピッ
(リモコンを落としながらあわてて消す音)
あの若い先生は克服できたのでしょうか?
このまま寝ると虫に襲われる夢を見そうなので
心を落ち着けるために書いています・・・
太陽の光を受けてキラキラ輝く釜房湖を見下ろしながら
ARABAKI以来1ヶ月ぶりに国営みちのく杜の湖畔公園へ。
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE
-in the field-が開催されました。
夏につま恋で開催された今年のap bank fes は仙台でも
パブリックビューイングが行われ、そのMCを担当しましたが、
当日、開催がアナウンスされたのが、今日明日の公演でした。
そこからずっ~と心待ちにしていたであろうお客さんで埋め尽くされた会場。
明日も公演があるので詳しく書くのは控えます。
なつかしい曲もたくさんあって、そしてセットリストには
ミスチルのメンバーの思いがとてもこもっていたように思います。
この時間に、この曲。
この空の色に、このサウンド。
そう思うことが何回もありました。
もちろん、それは音楽・コンサートのプロたちによって
心をこめて、そしてきちんと計算された流れには間違いないでしょうが、
それでも、メンバーやスタッフのみなさんさえ想像できなかった
景色が広がっていたのではないかと思ってしまうほど。
会場までの道すがら、台風のつめ跡をみて
自然の猛威を感じずにはいられませんでしたが、
息をのむほどの美しさで、前に進む力を与えてくれるのも、また自然の
マジックだったりするのだ、と思いました。
来週の番組で、リスナーの方々、ファンのみなさんと感想の交換もできますように!
【寄り道】
国営みちのく杜の湖畔公園向かいにある
ソフトクリームだらけの
ハデハデなお店、"ミッキーランド”。
数年前にイベントでお世話になった
名物マスターは今日も元気!
季節ごとに35種類ずつあるそうです!!
北海道から沖縄までの味をこのお店ひとつで
楽しめちゃいます♪
わたしはカスタードプリン!
【ジャケットには・・・】
アートワークも毎回わくわくさせてくれますが、
ケースのラインを5秒ほどさわると
↓↓↓↓↓↓
色が!!
放送後、資料を覗き込みながら真剣に話し合う
スタッフと井上さん。
『いや、俺はこっちだと思うよ』
『でも、この方がいいと思うんです』
『私としては、これがベストなんですが』
意見をぶつけ合う。
一時的に、意見が対立したとしても。
とことん話し合う。
こういう時間が、番組を創っていくと思います。
と、思ったら、視線の先には、
ウルトラマンが大集合でした。
今週のJ-SIDE STATION 3時台キッズソングゾーンは
"ウルトラマン大集合”(井上さん命名)です。
週の後半にむけて、盛り上がっていきたいと思います!
とはいっても、二人姉妹のわたしにとって
”ウルトラマン”の世界にはほとんど足を踏み入れたことがありません。
もっぱら井上さんの熱弁に
『へぇ~』とうなずきながら勉強中です。
そんなウルトラマン初心者の私にとっても
読んでいてとても楽しいこの一冊。もはや、J-SIDEのバイブルです。
今週は"ウルトラマンに出てくる好きな怪獣”を書いて送っていただいた方の中から
3名様にこの熱い一冊 ”Pen” 9月1日号をプレゼントします。
たびたび番組の中でも話題にのぼっていた一冊ですが、
大好評で完売状態になっているそうです。
ですが、特別にリスナーのみなさんにプレゼントをいただきました。
出版社のご担当の方からは
”番組からリスナーの皆様に夢と希望と喜びが届きますこと祈念しております"
という素敵なメッセージと共に、送っていただいたんですよ♪
またまた番組を通して情熱あるものづくりをされている方に出会えました。
感謝です!
写真もいっぱいでお子さんも楽しいと思いますし、
お父さんは間違いなく熟読だと思いますし、
幅広い方に楽しんでいただけるはずです。
週の前半もいろいろなメッセージが届きました。
『この際だから当時のとっておき話』
『いまだに忘れられないあのシーン』
『欲しかったあのウルトラマンアイテム』
そんな話を待っていた!!と盛り上がっているスタジオです。
水曜木曜もぜひ、いろいろ聞かせてくださいね!
【棚】
レコード室にはきちんと管理されたCDが棚に並んでいますが、
番組ごとに、よく使うCDを入れておく棚があって、
先日わたしがかけたいCDをストックしておこうと見たら
ななななんと、こんな状態になっていました。
キッズ向け 元キッズ向け キッズ向け 元キッズ向け
これからもラインナップ厚く、熱くお届けします!
先日100歳の詩人、柴田トヨさんの詩集を
読みました。
詩そのものも素敵でしたが、
巻末に寄せて書かれた文章に
心ひかれました。
『人に優しくする。優しくされたら忘れない。
それが百年生きてきて学んだことです。』
激動の時間を生きてこられた方のおっしゃる
シンプルな言葉に重みと説得力を感じました。
たくさん優しくしてもらった人たちを思い、
今日は寂しさと感謝の中で一日過ごしました。
ラジオ局にとって3月末と9月末は変化の季節です。
9月最後のJ-SIDE STATION生放送で
一緒に番組をお届けしてきた
水曜・木曜担当のディレクターが卒業しました。
自転車をこよなく愛するめちゃくちゃ明るいキャラの持ち主。
そういえば今週のCue(しゃべり始めの合図)は
ウルトラマンのアイスラッガー型で飛んできました。
地元の気仙沼で仲間のみなさんと
頑張っていくことを決断しての旅立ちです。
そのネットワークと、明るさできっと存在感と力を発揮していくはずです!
そしてたまには同年代みんなで集まってまたわいわい話したいです。
マサさん。おつかれさまでした。感謝をこめて。
そして金沢で、私が新人の頃から公私共に支えてくれた
二人が同じく今日卒業を迎え、新しい道へ。
仕事が円滑に進むように、いつも細やかな心配りをしてくれました。
たくさんの素敵音楽を一緒に聞き、交換してきました。
とりとめのない女子会もしばしば!!
出逢いそのものが宝です。えりちゃん。かなちゃん。
おつかれさまでした。これからもよきアドバイスをお願いします。
笑った日、もらった優しさ、心動かされるセンス、
忘れられないシーンをいっぱい心に刻んで
わたしも10月を迎えたいと思います。
楓はまだ緑の9月の終わりですが、
今朝窓を開けたら今シーズン初、
金木犀が香ってきました。
秋の匂い!
そして高い青空に吸い込まれるように
何度も見上げてあるいています。
が、見上げるたびに
『あいたたたた・・・』
どうやら、首を寝違えたようです。
名前を呼ばれても動きはスローな金曜日です・・・。