『セカイのきんぴら』なんて、
タイトルだけでひかれます。
フードスタイリスト、飯島奈美さんの本です。
飯島さんの本はすでに何冊か持っていますが
今月発行の新刊を手にいれました。
数々の映画のフードスタイリストとしても
活躍していてこれまでにも「かもめ食堂」や
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の
フードスタイリングも手がけています。
スクリーンに登場する飯島さんの家庭料理は
湯気までおいしそうなんですよね。
しかも、映画の登場人物の暮らしや性格までも
想像してしまうテーブルが魅力的です。
この『セカイのきんぴら』には
いろいろな国や地方のごく一般的な
家庭の食卓に並ぶおかずが紹介されています。
いわゆるメインのおかず、ではなくきんぴらのような副菜ばかり。
ごはんもすすむし、お酒にもあいそう。
そして食卓にあるとほっとするような、嬉しくなるような
おかずがそれぞれの国や地域の食文化にまつわる
話と共に紹介されています。
保存のきく食材をアレンジしたアジアのおかず。
独特のソースが決め手の中東のおかず。
カラフルさにもひかれるヨーロッパのおかず。
ページをめくりながらおなかもすくし
旅気分も味わえます。
次の休みに作ってみようかしら。
まずはどれから?