高野寛さんのライブの後に見よう!と決めて
混んでいる定禅寺通りから一本入った道を
春日町方向に歩いていると
サンタさんが乗ったページェントカーに遭遇。
なんかいいことありそうな、今年のページェント。
そしてライブ後、晩翠通りから見た景色に
息を呑みました。
毎年楽しみに見ているけれど、
こんなに、こんなに綺麗だったしら。
46万個のオレンジの光に混じって
ひろしまドリミネーションから贈られた
白く輝く折り鶴もありました。
まるで高く羽ばたいていくような。
西公園には復興の杜と名づけられたスペースが登場。
SLの前や勾当台公園の一角からは
「ずんだもちー」「ずんだもちー」の掛け声が聞こえてきます。
ずんだもちの屋台??と思ったら
ページェントをバックに写真撮影会が行われていて
「ハイ、チーズ」の代わりの「ずんだもちー」だったんですね。
撮った写真をその場でポストカードにしてプレゼントする企画が
行われています。
表参道や秋田の大館から借り受けたものがまじっていて
ところどころ色が違うようです。
せんだいメディアテークのガラスに映りこむ光、光、光。
津波でLED電球の置かれていた倉庫が流されたと聞いて
はじめて保管倉庫があった場所を知りました。
一昨年から使いはじめたLED電球55万個が流出して、
一からそろえるのに1億円がかかると報じられたとき、
1本の木から再スタートする光のページェントでもいいと思いました。
でもはじまってみたら、46万個ものあたたかな光が定禅寺通りを
すっぽり包んでいました。
光のページェントがなかったら、この冬は
どれほど寂しく感じていたでしょう。
いま、がんばっている方にこそ見てほしい景色です。
ことし、たくさんがんばってこられた方にこそ見てほしい景色です。
そして、応援してくださった県外の方々にもひとりでも多く
みてほしいと願う景色です。