昨日復興庁が始動しました。
11ヶ月を迎えるところでの始動は、やはり遅いとしか
言いようがありませんが、ここからのスピードアップを
期待する声にこれからしっかり応えてほしいです。
宮城・岩手・福島の3県の県庁所在地には「復興局」が置かれ、
県内では石巻・気仙沼、3県あわせて6カ所に「支所」がつくられました。
「復興局」の人員はそれぞれ30名だそうで、東京の160人に比べると
少ない上に、たとえば、原発問題を抱える福島にも30人でいいのか、
画一的な印象もあるのが正直なところです。
また報道を見比べても、「復興局」や「支所」の権限についても
不明確なところがあるようで、そのあいまいさが
スピードのさまたげにならないか不安な部分もあります。
本当は、復興庁自体を東北に作ってほしかったです。
被災地のニーズを本気ですくいあげ、柔軟に寄り添って動かして
ほしい。モデルケースにならざるを得ない状況下であるからこそ、
地元のわたしたちも、意見を述べる、
動かしていく、そんな強い気持ちで進まなければと思います。