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石川県のみなさまへ お知らせです

能登半島地震から5年、東日本大震災から1年を迎える
来月3月に、石川県立音楽堂で
エフエム石川主催の「防災シンポジウム」が行われます。

かつての番組のリスナーさんの中に、ありがたいことに
このblogを見てくださっている方がいらっしゃるようなので
ここでもお知らせすることにします。

「防災シンポジウム」では
基調講演に、キャスターの小倉智昭さん、
シンポジウムのコーディネーターは
エフエム石川アナウンサーの木村雅幸さんです。

パネリストとして金沢大学の先生やボランティアネットワーク代表の方に加え、
参加させていただくことになりました。
私自身もシンポジウムを通して学びながら、
宮城でこの1年に感じたこと、考えたこと、お話を伺ったことなどを
シンポジウムに参加してくださる方にお伝えしたいと思っています。
これまでのご支援に少しでも恩返しができる機会を与えていただいたと思っています。

■防災シンポジウム ■
宮城にいて思うのが、震災後たくさんのシンポジウムが開かれていますが、
その多くが、平日の昼間です。一般に、仕事をしている人が多い時間帯ということで
そこが残念におもうところなんです。

今回の防災シンポジウムは日曜日の午後です。
これまで防災活動に携わってこられた方はもちろんですが、
同年代から若い年代の方にもぜひ参加していただけたら、と願います。
それぞれの立場や職業で考えもかわると思いますし、
広がり方があると思うからです。

能登半島地震が起こったのは2007年3月25日、日曜日の朝9時41分でした。
宮城育ちの私は子どもの頃から地震には敏感で、震度1でもすぐに目を覚ましました。
金沢に暮らして5年目だったあの日、金沢では地震は少ないこともあり、
ベッドの中で寝ぼけていたこともありますが、
ぐらっと来た揺れを地震と認識するまでに時間がかかったことを覚えています。
金沢の冬に驚いていた雷の地響きかと思っていました。金沢でこんなに揺れたことに
驚きながら、すぐに着替えて帽子に眼鏡のままスタジオに向かったことを覚えています。
震源地はどこだろう、と考えつつ走りながら
金沢で地震なんて、と正直そのときは思いました。
先日は佐渡の地震で輪島でも震度4を観測しました。
もちろん、地震も津波も二度とどこでも起こってほしくありませんが、
日本は地震大国。思い込みが一番危険ということを、再確認しています。

私の生まれたふるさと、宮城はいまがんばっています。
社会人として育てていただいたふるさと、
石川県のみなさまに自分の小さなことばで、恩返しをしたいという気持ちで参加します。
考えるきっかけにしていただけたら。
ぜひご参加ください。

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2012年2月17日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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