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2012年3月 アーカイブ

2012年3月 1日

3月

3月に入りました。
Date fmはHOPE for Miyagi と題して
お届けしていきます。

J−SIDE STATIONは、あらためて
今聴いてくださっている方の
日常、聴いてくださるシチュエーションから
伺っていこうと3月1日のテーマを決めました。

来週以降は、さらに会話をしていきたいと
思っています。

2時台には、電話をつないだりスタジオゲストとして
地元で様々な活動をされている方、この一年に番組に
ご出演いただいた方にふたたびお話を伺います。
ぜひ、お聞きください。

【ゲストスケジュール】
3月5日(月)気仙沼・コヤマ菓子店 小山裕隆さん
3月7日(水)塩釜・オルタナティブスペース 
      ビルドスペース 高田彩さん
3月12日(月)多賀城・ギャラリーシン 米澤絵美さん
       アーティスト 中沢しのぶさん
3月14日(水)一般社団法人 ヒューマン・タイズ 佐々木麻矢さん

2012年3月 2日

石巻復興節

■くるり「石巻復興節」 ■


■くるり 2011ライブツアー■

2012年3月 3日

ひな祭り

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一面銀世界のひなまつりになりました。
夕方から金沢に向かいます。
途中、越後湯沢の雪はどうかな。

2012年3月 4日

金沢

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金沢で防災シンポジウムのパネルディスカッションに
参加させていただきました。
石川県のみなさんにとっては
2007年3月25日の能登半島地震から5年、
そして東日本大震災から1年を迎える3月に開催された
防災シンポジウム。

金沢大学名誉教授の北浦先生、ボランティアグループ代表の田中さんと共に
パネラーとして参加し、わたしは震災後のラジオ生放送についてと
震災を経て、石川県のみなさんにも役立てていただきたい防災について
話をさせていただきました。
これまで、物心両面での支援をいただいたリスナーのみなさんや
かつての私の上司・仲間たちを前にすると、
防災については特に力がこもってしまいました。

ご参加いただいたみなさん、長時間お付き合いいただき
ありがとうございました。二度と、災害など起こってほしくありませんが、
日本は地震国。ぜったいに防災の備えと減災の知識が必要です。

声をかけてくださって、遠方からの参加に最大限配慮を重ねてくださった
Hello Fiveエフエム石川のみなさん、
ずっと応援してくださっている
コーディネーターでアナウンサーの木村雅幸さん、
総合司会のアナウンサー辰巳祥子さんに心からの感謝を。

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そして、パネリスト発表の準備のため、
井上さんをはじめ
J−SIDE STATIONのスタッフ、Date fmスタッフのみなさんに
お力を貸していただきました。
さらには、スケジュールを調整するために
動いてくださった先輩パーソナリティーにも感謝しています。
今回の機会は、本当に多くの方の協力がなければ実現しなかったことです。

関わってくださったすべての方に感謝して、
出演料は番組を通して出会った支援プロジェクト・団体に寄付します。

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シンポジウムが終わって電車までの2時間弱には
集まってくださったみなさんとお茶。
金沢のお父さんとお母さんに桜のエクレアをごちそうになり、
大好きなひとたちと早送りでしゃべりまくってきました。

移動時間往復12時間。滞在19時間でしたが、
本当に濃い時間を過ごすことができました。

2012年3月 5日

コヤマ菓子店 小山裕隆さん

去年の6月に番組に電話でご出演いただいた
気仙沼コヤマ菓子店の
小山裕隆さんにふたたび電話をつないで
お話を伺いました。

6月には販売にこぎつけたばかりだった
「絆カステラ」はその後も好調で
お店も8月に新店舗がオープン。
通信販売もはじまっています。
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わたしたちも注文しておいしくいただいた「絆カステラ」
ほどよい弾力があって、口の中では卵とハチミツの味が
ふわっと広がります。これがコヤマ菓子店
創業120年の伝統の味なんですね。

小山さんはその歴史における5代目です。
■コヤマ菓子店 ■

そういえば、なぜ小山(おやま)さん、なのに
お店の名前はコヤマなのかな〜??
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素朴な疑問を残しつつ、今度はお店にお邪魔してみたいと
思いながら通販でもう一種類。
「はまぐりもなかクッキー」。
とにかくもなかクッキー自体も
お店のキャラクターがたまらなくキュート。
これは明日のおやつに。

そして小山さんは地元の仲間のみなさんとともに
震災から一年の夜に行う「3月11日からのヒカリ」プロジェクトを
立ち上げ、当日にむけて準備をされています。

■3月11日からのヒカリ■
このプロジェクトは
気仙沼湾の内湾、鼎が浦に光の柱を立ち上げるもの。
ひかりの柱は深夜0時を消灯にして
震災で亡くなられた方と現在も行方の分からない方々を
秒数に置き換えた時間を刻むそうです。

天候や場所によって見え方はかわるということですが、
まっすぐ天に向かう光の柱に
気持ちを寄せてもらえたら、というプロジェクト。

共感したら、募金という形で支援することもできます。
ホームページもぜひごらんください。


2012年3月 6日

余韻

基本、移動が好きです。
先日の仙台ー金沢、金沢ー仙台は
久々に往復JRを利用し、結果12時間の電車の旅に
なったのですが、どちらも乗り過ごすことのできない
緊張感をもっての移動でした。

その反動か、昨日路線バスに乗っていて
ぼーっとして家の前のバス停で降りるのを
忘れました…。
家の先のバス停で降りたことがなかったのですが、
けっこうバス停間って距離あるのね…。

そういえば、金沢からの帰り道は
たくさんのお土産をいただき、なんと
こんな大きな「北陸路」バッグを買ってもらって(笑)帰ってきました。
このレトロさ、いいです。大大大活躍。

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ここの中に、わたしの大好物ばかりが…
きんつば、笹寿司、月よみ山路、栗天真に月天心のお菓子…
金沢デザインにうっとりな加賀棒茶も…
忙しいみなさんが、選んでくださったお菓子をみて、
わたしの好みを覚えていてくださることに感謝の気持ちでいっぱい。

ちなみに、キャリーバッグ、手持ちのバッグ、さらに「北陸路」バッグと
ひきずるように帰ってきたのですが、
あまりに重かったので体重計にのせてみたら、
21キロありました!!

2012年3月 7日

光をあつめて

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2012年3月 8日

ビルドスペース 高田彩さん

水曜日のゲストにお迎えした
塩釜のオルタナティブスペース「ビルドスペース」の高田彩さん。

2006年のオープン以来、なかなか宮城では見られないような
企画展示を行い、注目を集めてきました。震災以前にも
取材でお世話になっていましたが、震災で
海から150メートルほどのギャラリーは被災し、
ヘドロをかき出したり、作品もダメージを受け
それでも7月に再オープンにこぎつけたのです。

震災直後の思いを率直にかたりながら、
”仲間のアーティストがへこたれていたわたしにしっかりしろよ、と
連れ出してくれた”と話していた高田さん。
以前からワークショップで訪れていた沿岸地域の
こどもたちにまずは会いにいこうと動き出したといいます。
そこからは、文具を届けたり、ミニシアター上映会を開催するなど
大変な思いをした子供たちにも寄り添う活動を続けてこられました。

”アートはそれぞれ個人の力を引き出す要素、媒体になれる。
日本でいきるひとにとって活力を与える場にしていきたい”と
語っていたのが力強く感じました。

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ビルドスペース。ロゴもHPもショップスペースも、そのセンスに
とても心ひかれる場所なんです。
■ビルドスペース ■

2012年3月 9日

アーティスト

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アカデミー賞の発表後、
ノミネート作品も続々と公開されていますが、
アカデミー賞で5部門を受賞した「アーティスト」も
来月7日から日本での公開がはじまります。

試写会で見てきたのですが、まず、いつも見慣れたスクリーンサイズが
小さくなります。これは初期のハリウッドで用いられた比率だそうです。
そして1920年代のハリウッド映画にリスペクトを捧げているこの映画は
モノクロのサイレントであり、ちょうどサイレントからトーキーへの過渡期を描いた
作品になっています。

サイレント映画自体、わたしは映画館で見たのははじめてだったのですが、
人物の台詞が聞こえてこないかわりにサウンドトラックが高らかになっています。
ロマンティックな展開を盛り上げているすばらしい音楽とともに
感覚を刺激される映画となっています。
CGや3Dが当たり前になりつつある映像の世界で、
いろいろな年代のひととも話してみたくなる映画だと思いました。

そして名犬アギーの演技にも注目ですね。
ジャックラッセルテリアのアギーは犬版アカデミー賞といわれる
第一回ゴールデンカラー賞、金の首輪賞で最優秀俳優犬賞を受賞しています。

アギーは現在9歳。人間の年齢にすれば52歳と、ベテランの域への突入で
世界一有名な犬の称号を得ましたが、今回で引退を表明しています。
キュートなふるまいと心に迫る名演をぜひ。

2012年3月10日

気仙沼

わすれたくない笑顔と
わすれられない涙に会った一日でした。


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ホヤぼーやも応援!

2012年3月11日

恩送り

震災から1年をむかえ、
思うことがたくさんあります。

沿岸部の街を訪れるたび、その景色に
地球にとっての一年はどれだけ短いのだろうと思います。

でもそこに生きるひとたちは
途方もなく長い一年を生きて
ひとつひとつ、すこしずつ街を造ってこられました。

一年を区切りに、”やりきった感”で日本中が満たされるのではないか、
そんな怖さを感じることがあります。

震災直後の混乱を思い返せば
人が歩ける道が一本できた時から、
車が一台通れる道ができた時から、
復興ははじまっています。
でも、ここからが本当のスタートだと思います。

先日番組に
「3月11日に結婚式を挙げます」というメッセージが届きました。
葛藤の中で、でも周りの方の励ましの中でこの日を選んだおふたり。
あえて3月11日に大切な日を重ねて、未来のお子さんにも
伝えたい、とそのメッセージには記されていました。

きっとわたしたちは「3月11日」を忘れないことと同じくらい
「3月11日」に新しい思い出やうれしいことを重ねていくことも
大切なのだと思います。

傷ついた街に次々にオープンした「復興商店街」。
おいしいものを食べて、お店の人となかよくなって、また来ます、と約束をする。
再開を果たした工場からの製品をわくわくして待つ。
とれたての農産物、魚介類で東北の季節を感じる。
観光地に行って、”やっぱりこの景色が自慢だな”と思いながら写真をとる。

ふるさとを愛したひとがたくさん亡くなって
これからもここで生きたかったひとがたくさん亡くなりました。
手を合わせることしかできない自分が
唯一天国へ向けることができる恩送りと思っています。

そして、この一年にいただいた様々な励ましや支援にもあらためて
感謝を伝えたいです。

思いをシェアしてくださったリスナーの皆さんに。
進むべき道を言葉で示してくださったあなたに。
明るく過ごしてくれた友達に。
何時間も電話につきあってくださった先輩に。
発信し、支え、届けてくださったミュージシャンと音楽に。
距離を超えておもいひとつでボランティアにかけつけてくださった方々に。
プロフェッショナルな仕事仲間に。
笑顔がかわいいあなたに。
団結力のある家族に。

心からの感謝をとどけます。本当にありがとうございます。
明日からもこころの手をつないでください。
一緒に、ほほえみの明日へ進んでいきましょう。


東日本大震災で亡くなられた方々へ
謹んでご冥福をお祈りいたします。
         

2012年3月12日

一輪の花を

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■Gallery Sin ■

2012年3月13日

公園デビュー

4人組のガールズロックバンド
「赤い公園」のライブをMACANAで見てきました。
登場SEにいきものがかりが流れ、ざわざわする会場に
全員白い衣装で現れたかと思うと
前衛的な踊りを披露。あやしい祭りのような雰囲気もあり(笑)
ざわざわしていた会場が笑いとさらなるざわざわにつつまれていきます。
何が起こるんだろう?思わず前のめりに。

予測不能のアレンジとパフォーマンスの強さ。
”ふやける”にはかなりひきこまれて、実際に今寝る前に思い出しても
残響が耳の中にあるようです。
MCではお肌のことを気にする女子な発言もあり、
”かわいー”という声が女の子たちからとんでいました。
ギャップもインタビューしてみたくてうずうずするポイントです。

私にとっての、公園デビュー、鮮烈でした!

2012年3月14日

ヒューマン・タイズ 佐々木麻矢さん

仙台災害復興ボランティアヒューマン・タイズの
佐々木麻矢さんがスタジオに。

去年12月にご出演いただいたときに
ご紹介していただいた宮城野区と若林区の写真洗浄が終わり
いま、仙台駅東口の仙台中央市民センターで展示が行われています。

■仙台市おもいで再会広場■

下に置いてあると首が疲れてしまうことから
手作りの棚に展示されています。25万枚と膨大な数ではありますが、
一割が持ち主の方に戻ったそうです。
集合写真はカラーコピーしてお渡しするそうです。
写真だけでなく様々な物品も1000点ほどお返しできたとか。

お話を伺っているとどれもが本当にたいせつなものばかり。
会期は25日までです。
■ヒューマン・タイズ■

ひととひとをつないで
ひとの思いとひとの思いをつないでいく先にはきっと新しいエネルギーが。
佐々木さんのポジティブなパワーを感じながら
そんな思いが浮かんだわたしです。

2012年3月15日

タイミング

何をやっても、タイミングが合わない日というものがありますよね…

留守電に留守電を返し電話がつながらない。
電話がつながった瞬間くしゃみ二回。
予定が重なる。
空けたらキャンセルに。
てっきりここだと思っていた会場を間違う。
買ったものが買ったそばから不要に。
近道のつもりが工事中ですごーく遠回り。

こんな日はさっさと寝るに限る!

BGMは曽我部さんの”なにもかもがうまくいかない日の歌”
聴いたらふふふっと気が楽になりました。

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”のーんびり見通していきましょう”

2012年3月16日

石巻

先月、石巻を訪れたときは
写真のように雪が降っていて寒かったのですが、
今日は晴れのいい天気でした。
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取材の前に、ほっと横丁でお昼ごはん。
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2時を過ぎていたというのに地元の人たちでにぎわっていました。
卵がのった石巻焼きそば、飽きのこないおいしさで
最後のひとくちまでおいしくいただきました。
お店のお姉さんがおいしい食べ方を教えてくれました。
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ロックンロールなパンも!

今日も、ふるさと想いのことば、未来につなげたいことばに
出会った一日でした。またまた宮城が大好きになってしまいました。

【お届けするインタビュースケジュール】
3月19日(月)岩沼 有限会社やさい工房八巻 代表 八巻静さん
3月21日(水)64年前石巻高校で甲子園に出場された菅原敬さん
3月28日(水)石巻日日新聞 報道部長 武内宏之さん

ぜひお聞きください。

2012年3月17日

土曜日

SL形のコーヒーミル。
これで挽いたら旅に出たような味がするかしら。
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2日続けて石巻です。今日は取材ではなく
素敵音楽を奏でながら、地元の復興活動にも尽力している
友達に会いにきました。

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お友達も紹介していただいて
気がついたら2時間半しゃべりつづけていました。
お互い「はっ」としたものの、さらに1時間おしゃべりは続き…
近くで行われていた湯川潮音さんのライブに後ろ髪ひかれながらも
仙台に帰ってきました。

石巻駅近くのカフェトレ。
コーヒー好きにはぜひおすすめしたくなるおいしさでした。
ご主人の笑顔に甘えて長居をしちゃいました。
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小さなアイディアやイメージは
ある時、スパークするときがある。
だからこそ、ひとと会うこと、考えをシェアすることが大切。
そんな思いを実現しているような人だと想います。
元気と刺激とほっこり、ふたりとカフェトレからいっぱいもらいました。

家に帰ったら注文していた
くるりの「石巻復興節」が届いていました。
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来週番組でもお届けしたいです。

2012年3月18日

100分間のファンタジー

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andymoriのツアーが仙台から始まりました。
予告通り、アルバム「光」全曲が曲順で演奏されました。
このアルバムを全国で一番早く聴けたことが、めちゃくちゃ嬉しい!

アルバムのリリースまで、一番ながく
わくわくしていたい!

2012年3月19日

きいろ

昼下がりはタイのお茶、タイティーをストレートで。
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この春いちばん気になるのは、黄色。
ちょっとずつ、こまごまとした、きいろ、増えてます。

2012年3月20日

ACIDMAN LIVE "15th&10th Anniversary Tour"

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去年の3月20日にZEPP SENDAIでライブを行うはずだった
ACIDMAN。1年後の同じ日にステージに音楽を届けにやってきてくれました。
去年、結成から15周年、そしてメジャーデビューから10周年を
迎えた彼らのツアー。今年2月には初のオールタイムベストアルバムも
リリースして、キャリアを詰め込んだステージになるだろうという期待の中のライブでした。

「生きていること 生かされていること 本気で伝えにきた」
そんなVo.&G.大木さんのMCには気迫がこもっていました。

映像やライティングにも定評があるACIDMANですが、
その芸術性も迫力も本当にすさまじいものがありました。

ライティングに関しては「光」ってこんなに自在に操れるものなのかと
思ってしまうほど。重なる、波打つ、空間を切り取る、分ける、形どる、
点滅する、織る、現れる、消える。あらゆる言葉を尽くしても、
表現を超えていく光のマジックが目の前で繰り広げられます。
2階から全体像を見るのも、
1階で光の中に身を置くのも、一部だけを感じるのも、
きっとそれぞれの見え方があるのだろうと思いました。
同じ日、同じ会場で、同じセットリストで、でも違う位置から
もう一度見たらまた感じ方に変化があるのかもしれません。

映像もまた、はっとさせられたり、刺激的だったり、新しい感覚に
もっていかれるようだったり。楽曲の世界観に寄り添う、
音と映像のリンクは圧巻でした。


MCの場所は少ないものの、大木さんの強い言葉と同じくらい印象を
残すのがドラムの一悟さんの言葉。ケニアとタンザニアに行ったときの
エピソードになごむ会場。楽しみにしている空気が伝わってきます。
その時訪れたキベラスラムを訪れ、子供たちとの交流があったとか。
世界最大のスラムとも言われるそんな貧しい場所でも去年震災の3日後には
日本のために祈りが捧げられたという話を聞いて、
震災後に物心両面で世界に助けられた私たちは世界と近くなったなぁと
改めて思いました。と同時に、世界の様々な場所に
思いを飛ばしてくれるのも、またACIDMANの音楽の魅力のひとつ。

“ 生きている意味や希望が見いだせなくてもいい
生きていることこそが答え”
このメッセージはACIDMANがはじまったときから一貫しています。
インストナンバーも、ACIDMANのアイデンティティーを余すところなく伝えてきます。
鍛え抜かれたドラムと強靭なベースが空気を丸ごとゆさぶって。
しなやかでスリリングな大木さんのギター。静けさも轟音も自在。
輝きと強さと。気をぬいたら振り落とされそうになるほどです。

今のACIDMANを凝縮していた、と思います。
たくさん印象的な曲はありましたが、曲名はここには書きません。
なぜならまだ仙台公演はツアーの折り返し。
4月に入ると、韓国、さいたまスーパーアリーナと台湾公演まで
続いていきます。

2012年3月21日

ヴェネツィア展

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2012年3月22日

甲子園

昨日の石巻工業高校
阿部主将の選手宣誓は胸に迫るものがありました。
そして一度は逆転した今日の試合。
気持ちのこもった、はつらつとした試合を見せてくれました。

昨日インタビューをお届けした
64年前の高校球児、石巻高校OBの菅原敬さん。
石巻地域から今年64年ぶりの甲子園出場が話題になりましたが、
実は菅原さんのチームメイトであり、当時の石巻高校石川主将も
選手宣誓を行っていたことが話題となりました。
石川主将の選手宣誓を再現してくださった菅原さん。
当時の汽車での長い長い移動のお話、チームメイトの服装、
東北では負けなしだったほど強豪校でありながらも
甲子園で緊張した話、どれもが貴重なお話でした。
J-SIDE STATIONでは最高齢のゲストでしたが、
お声もお顔もとても若々しくてお元気!
おととい3月20日が81歳のお誕生日でした。


今日の甲子園球場では菅原さんも声を嗄らして応援されていたはずです。
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『石巻工業高校にはセンバツで経験を積んでもらって、
夏につなげてほしいね』とおっしゃっていた菅原さん。


実は甲子園に連れて行きたかった奥様が
今日合唱団の発表と重なり、一緒に行けなかったのだとか!
夏、奥様を甲子園に連れて行くためにも、ですね!

2012年3月23日

HARD CORE POP!

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2012年3月24日

リニューアル!

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去年は気づいたら春が過ぎていました。
春の服をみて、わくわくできるという幸せ。

S−PALの1階北側(スターバックス側)が
リニューアルして、セレモニーと記念ライブがありました。
MCを担当したのですが、
東北初出店のお店にときめき、
S−PALのスタッフのみなさんの春ファッションをみて
ときめき、
ジャズボーカリストの池田えりさんとギターリストの那須尚平さんの
奏でる曲にときめき、楽しい土曜日でした。

また寄り道スポットが増えちゃいました♪

2012年3月25日

春の映画館

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仙台の四季の中で一番好きなのは、夏。
でも、四季以外だったら、季節と季節の変わり目が好きです。
特に冬から春への変わり目。
ちょうど、今ごろです。そんな季節の変わり目に似合う音楽も好きです。
今日はキセルを聴いています。

来月、桜井薬局セントラルホールで
『春の映画館』と題したキセルのライブがあります。
去年は、再開したばかりの仙台市天文台でライブを行ったキセル。
プラネタリウムで聴く『ベガ』に感動しました。
今年は、あの桜井薬局のレトロな雰囲気の中で、キセルに会えます。
赤い椅子。スクリーンに写るふたりの影。素敵な夜になりそう。


■キセル『春の映画館』■


【能登半島地震から5年】
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毎年忘れたことはありませんが
今日が2007年と同じく日曜日だったこともあり、
あの日のことを思い出しています。

残念ながら女性お一人がお亡くなりになり、
およそ2400棟が全半壊という大きな被害をもたらしました。
自然に生かされ、自然と共にしか生きられないわたしたち。
あらためて防災への備えと、減災のための知識を近くのひとと分け合う日に
しなくては、と思います。

2007年当時、4月になってリスナーのみなさんに募った
桜のメッセージをもって被害の大きかった門前町の小学校の体育館を飾りに行きました。
あの春入学した1年生はこの春6年生になるんですね。
楽しい学校生活を送ってくれているといいなぁ。

2012年3月26日

おそうじ

会津トリップのお土産のかわいいものたちに混じって
もふもふっとしたシルエットが・・・
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お掃除も楽しくなるグッズをいただきました。
今月中に部屋の中をすっきりさせたいです。
なぜにこんなに紙資料と雑誌類が溜まってしまうのか…

せっかくなのでもふもふ大集合。
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2012年3月27日

きいろ 

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この春は黄色が気になります。
スリッパも。
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実はこんな底になっていて
履くと体の芯が意識できて、姿勢がよくなる感じです!
階段はちょっと注意です。

2012年3月28日

石巻日日新聞

先日、石巻日日新聞社で
報道部長の武内宏之さんにお話を伺ってきました。
石巻新聞は100年の歴史をもつ石巻の夕刊紙ですが、

震災当日、津波で社屋が浸水し、輪転機も水に使ってしまいます。
ですが、「休刊はしたくない」と、壁新聞を作り届けることを選択しました。
停電の中、油性ペンで書いた新聞はまず1枚を作り、その後手分けして同じものを
書いて、高台の避難所やコンビニなどに張り出されたのです。

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その壁新聞はワシントンのニュース専門の博物館に永久保存されることに
なりましたが、石巻日日新聞の報道部の入り口には
そのまま最後の壁新聞となった3月17日の新聞が貼ってありました。
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あの混乱の中で、ことばが光となったのだろう、と壁新聞を前にしたとき思いました。
たくさん伝えなければならない情報があるなかで、限られた紙面。
厳しい現実があるなかで、読む人が希望を失わないように、セレクトされた言葉。

報道のプロである武内さんが
『10行書くのも言葉がでてこなかった』という
一言がとても重く響きました。

そして震災前から信念をもって報道され続けてきたことを知りつつも
聞いてみたかったのは、震災後の報道の姿勢で変わったことは、ということでした。
武内さんの口から返ってきたのは
『読む人に役に立たないと意味がない 役に立つ情報を届ける』という
ある意味、原点に立ち返ったような言葉でした。
そこには地元と共に歩んできた新聞社の強い責任感と
読者のみなさんに対するリスペクトのようなものも感じました。

震災後のふるさとの景色には
『ここまでするかと正直思った』そうです。でもいま、
自然と共に生きてきた石巻の地が復興を遂げるために、
新聞社のできることをひとつひとつ、積み上げていらっしゃるのが
武内さんの的確であり、思慮深い言葉から伝わってきました。
役に立つ情報をこれまでもこれからも、
そして未来にむけて、読んでいる人をミスリードしてはいけない。

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ラジオと新聞と、メディアは違えど、
本当に勉強になることだらけの時間でした。

『情報もライフラインのひとつである』
震災後に発信する側としての必死さの中には反省もあります。
その反省の中に、
武内さんのこの言葉と今回のインタビューのひとことひとことを刻みました。

■石巻日日新聞■

2012年3月29日

2011年度ラスト

今年度の生放送が終わりました。
混乱の中ではじまった2011年度、
時間になったら会えるという約束がどんなに
しあわせなことかを、リスナーのみなさんのメッセージから
感じて過ごしてきた一年でした。

来年度も、たくさん情報があるなかで
聴いてくださる方の時間をいただいていることに感謝して
J-SIDE STATIONをお届けしていきます。
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2012年3月30日

開幕!

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2012年3月31日

ハートフルライフ

去年7月からお届けしてきた
土曜朝の番組『ハートフルライフ』最終回を迎えました。

歴史に名を残す偉人や現代に生きるヒーロー・ヒロインの物語を紹介する
『ハートフルストーリー』を中心に
震災後の応援したいイベントや地域の情報をお届けしてきました。
少しでも元気になれたり、ほっとできる、が番組の目標でした。

ちょうど今夜、ライブ会場でお会いしたリスナーさんに
『土曜日の番組、うるうるきながら会社に行ってました』と言っていただいて
関わった人みんなに伝えようと思う、ご褒美みたいな言葉をいただいて本当に嬉しかったです。

『ハートフルストーリー』は私にとってはナレーションとしてのチャレンジもあり、
たくさんの人物・団体のストーリーを紹介するなかで
多くのヒーロー・ヒロインは、周りが応援したくなるような
ひたむきな思いをもっているということをあらためて感じました。
これは過去の話ではなく、これから東北の未来をつくっていくのも、
ひたむきな思いをもったヒーロー・ヒロインの力にかかってくるのかな、と思います。

番組は終わってしまいますが、この番組での出会いと気づきを糧に、
これからもラジオ人として
そんなヒーロー・ヒロインに学び、そのストーリーを
伝え続けていきたいと思います。

お聴きいただいた方、
番組のスポンサーになっていただき
東北に寄り添う活動を継続してくださっている
西松建設株式会社のみなさま、
鼓動の伝わるストーリーを書いてくださった
ライターの喜田さん、
番組を立ち上げた笑顔そのものがハートフルな
西田さんに心から感謝します。

そして。いつもどっしり構えてディレクションをくれた
ディレクターと、Date fm、GIP制作部のみなさんにも感謝します。

ありがとうございました。


【いただきもの♪】
ご近所さんからいただいたプチトマト。
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とっても甘くて、フルーツ感覚で手がのびます。

SURE SHOT 2012

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About 2012年3月

2012年3月にブログ「HAPPY GO LUCKY!!-久子のつれづれ日記-」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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