水曜日のゲストにお迎えした
塩釜のオルタナティブスペース「ビルドスペース」の高田彩さん。
2006年のオープン以来、なかなか宮城では見られないような
企画展示を行い、注目を集めてきました。震災以前にも
取材でお世話になっていましたが、震災で
海から150メートルほどのギャラリーは被災し、
ヘドロをかき出したり、作品もダメージを受け
それでも7月に再オープンにこぎつけたのです。
震災直後の思いを率直にかたりながら、
”仲間のアーティストがへこたれていたわたしにしっかりしろよ、と
連れ出してくれた”と話していた高田さん。
以前からワークショップで訪れていた沿岸地域の
こどもたちにまずは会いにいこうと動き出したといいます。
そこからは、文具を届けたり、ミニシアター上映会を開催するなど
大変な思いをした子供たちにも寄り添う活動を続けてこられました。
”アートはそれぞれ個人の力を引き出す要素、媒体になれる。
日本でいきるひとにとって活力を与える場にしていきたい”と
語っていたのが力強く感じました。
ビルドスペース。ロゴもHPもショップスペースも、そのセンスに
とても心ひかれる場所なんです。
■ビルドスペース ■