山元町で進行中のプロジェクト「いちごものがたり」。
以前、仙台パルコの期間限定ショップで
かわいいいちご柄の石鹸を見つけて気になり、
今回番組の中でお話を伺うことにしたものです。
「いちごものがたり」は山元町のシンボルである
いちごに願いを託した再生のためのプロジェクトということで
その名前がつけられました。
山元町社会福祉協議会 工房地球村では
障がいのある方々がお仕事をなさっていて、震災前は
清掃のお仕事や特産品のいちごジャム作りなどをしていましたが
震災でできなくなりました。
施設長の田口さんが震災後、以前から交流のあった
奈良県のエイブルアートカンパニーのスタッフの方に
「(震災後の)今は、目の前にいる方々の支援でいっぱいいっぱいで
新たな仕事を作る創造力がなくなってしまった」と率直な思いを
話したことがきっかけで、時を経てエイブルカンパニーの協力を得て
新たな商品を形にする一歩を踏み出しました。
現在は「地球村手ぬぐい」「地球村アクリルたわし」「地球村せっけん」が
あり、デザインは地球村のメンバーのみなさんのイラストをもとに
プロのデザイナーさんが構成したもの。
今後はバスボムも発売される予定です。
↓バスボムにも山元町のシンボルが!
首都圏の百貨店などで「いちごものがたり」のアイテムを置いているお店もあり、
今後県内ではイベントなどでアイテムに出会うことができるそうです。
また、イベントを主催する方、販売するスペースなど協力していただける方も
ひきつづき求めています。「いちごものがたり」がさらに広がっていくと
いいですね。
第一章がはじまったばかりの、ものがたり。
7月には次なるものがたりを発信すべくホームページも
リニューアル予定だそうです。
がんばれ、「いちごものがたり」!!