ついに、この日が来てしまいました。
2000年8月にオープンしたZEPP SENDAIが、
11年11ヶ月の歴史に幕を下ろしました。
今日までいったいどれだけの時間をこの場所で過ごしてきたのでしょう。
大学生だった当時アルバイトしていた番組で取材にきて
仙台にZEPPができたんだ!とわくわくしたのを思い出します。
今日のLAST ZEPP仙台に集まったひとたちはどんな思いを胸にしていたのでしょう。
ある人は人生初ライブがこのZEPPだったという人もいるでしょう。
応援してきたバンドがついにZEPPのステージに立ったときの感動が忘れられない人も
きっといるはず。
地元でバンドをしている人たちはこのステージが目標でした。
MEGA☆ROCKSはZEPPから送り出されていたなあ。
カウントダウンライブも忘れられない思い出。
県外からのお客さんが楽しめたのもこのアクセスの良さならではという
こともあったに違いありません。
震災後にもいち早く再開してくれていつもの場所から音楽が聞こえてきたとき
どうしようもなく勇気をもらいました。
しゃべり手の立場で何度かステージにあがらせてもらいました。
今夜は歴代の支配人や、ドリンクスタッフのみなさんも勢揃い。
いろんな年代のドリンクスタッフのみなさんがおそろいのTシャツをきていました。
お願いして、今日の記念に一枚。
それにしても、今夜のステージは、ラストを飾るにふさわしいものでした。
寂しい気持ちを吹き飛ばして、明日を見せてくれたサンボマスター。
ARABAKI BLUESの渋いセッションもトリプルドラムも。
気づいたら「チバーッ」って叫んでました。
(我に返って明日のゲストがチバさんだと思ったら息ができなくなるのですが)
今夜会った友達に
”ねえ、最後にNEW ZEPP SENDAI coming soon! とか
発表あるんじゃないの?”と聞かれました。
そうなったらいいのに、というのが気持ちです。
まずは、思いをこめてZEPP SENDAIへ。
2階の奥からでも聞こえるでっかいでっかい『ありがとう!』