仙台文学館の敷地内には季節ごとのかわいい花が咲いています。
先月から日曜日の午前中は文学館で過ごす日が4、5日ありました。
文学館の講座、エッセイを読む。
伊集院静さんのエッセイを教材として朗読を学ぶ講座の
講師は渡辺祥子さんです。
学生の頃、ちょっとだけ祥子さんの番組でアルバイトをしていました。
当時から祥子さんのお人柄、知識、言葉選び、声、どれもが憧れでした。
その憧れは自分も仕事を続けるなかで大きくふくらむばかりです。
講座では趣味のサークルなどで朗読をされている上手な方も多く、
国語の先生をされているのかな?と想像する深い読みの方がいたり、
朗々と読み上げる男性がいたり、人の読みを聞くのは本当に勉強になります。
そして祥子さんのひとことアドバイスで全く違う読みに導かれたりして、
ことばに対する発見の連続でした。助詞ひとつで、トーンひとつで、句読点ひとつで。
聞いている人に見せる景色ががらりと変わる音読の世界。
ことのはに、むちゅう。