retro Back Pageで過ごす金曜日の夜は
しおりさんの弾き語りワンマンライブのあたたかな雰囲気の中で
更けていきました。
震災後、頻繁に宮城に足を運んでくださったしおりさん。
そして実は震災後、混乱と無力感でいっぱいになりながら
生きていたとき、Date fm宛に綺麗な絵はがきが届いたのですが
それを送ってくれたのが他でもない、しおりさんでした。
そこには、気遣う優しい言葉と共に「沖縄より しおり」とだけ
書かれていました。
あの時のお礼は1年以上経ってご本人にお伝えすることができたけれど、
ハガキを手にしたときどれだけ励まされたかは、伝えきれて
いないような気がしてしまうほどです。
しおりさんが25歳の誕生日の日に、行うスペシャルなライブ。
Steinway & Sonsのピアノの横には笑顔がプリントされた傘が開いていました。
これは今月26日にリリースされるしおりさんのセカンドアルバム
「Partner」(パートナー)のアルバムジャケットも手がけた
世界的アートディレクター・水谷孝次さんの作品。
「笑顔の傘」は水谷さんの代表作のひとつです。
縁で結ばれたファンのみなさんが集う空間は
まさに笑顔の咲く空間。
「SMILE〜君は一人じゃない〜」では
声に”あなたが幸せでいてほしい”という思いがこれほどまでに
のっていて…というかあふれていて感動しました。
東北に足を運ぶことになり、伴奏楽器として演奏をはじめた
赤いアコーディオンの「ロッシー」(しおりさん命名)でのカバー「時代」も。
声をあわせた「青葉城恋唄」も。「5文字の言葉」も。
心潤す歌を届けてくれました。
ライブのラストには、ファンのみなさん、
「しおりちゃん」と呼びかけるかわいい小さいファンのみなさんからの
サプライズもありました。
笑顔を届けてもらったら、笑顔でいなくちゃね、と思います。
笑顔のお手本。笑声のお手本。