衆院選の開票が進み、
大勢が判明しつつあります。
震災後の日本で行われた初めての国政選挙で
復興地である宮城の選択は言うまでもなく
注目されていました。
残念なのは、県内の投票率。
過去最低の投票率、55.24%。
争点の分かりにくさもあり、政党の乱立もあり、
日々のくらしにご苦労されていて、それどころではない方々の事情もあります。
ですが、全国的には復興に対する意識の差が生まれ
それが危機感となって東北を覆っているからこそ、
投票率で、伝えられるメッセージもあったのではないかと思ってしまいます。
一方で、若者が選挙に行かないという問題も
指摘されていますが、これに関しては
教育の現場から変えていかなければならないのでしょう。
今日、ひとつの決断がなされましたが、
震災後の日本をわたしたちは生きているということを
忘れないで、舵を切ってほしいものです。