武道館へ
出逢いと別れの季節がもうすぐそこまで来ています。
私自身仙台に戻ってきて以来
ずっとお世話になった方の送別会が今日開かれました。
たくさんの仕事仲間が集まってにぎやかな夜。
地元で新しいことを始められるそうです。
旅立ちに乾杯!仙台からのエールを。
【おばこナ ひでこナ】
秋田から近所に引っ越してきた方にいただきました。
秋田民謡の「秋田おばこ」と「ひでこ節」を題材にした
焼き菓子だそうです。
パッケージが素朴ですてき。こういう衣装、私似合うって言われます(笑)
雪の降る寒い午後、中継はこの辺からにしようと、
まずは腹ごしらえ・・・!
もう、どこかお分かりですよね?
ホット生豆乳は、豆の甘味がやさしい♪
他にいちご生豆乳とカフェオレ生豆乳もありましたが、
プレーンに。
新しくなった定義とうふ店に初めて行きました。
揚げたてのおいしさはそのままに。
ORANGE RANGEのコンセプトツアー
『RANGE AID+ presents 「RWD← SCREAM 013」』
その、仙台公演が今夜Rensaで行われました。
過去の作品をクローズアップするというのがコンセプトであり、
前回はファーストアルバムを軸にセットリストが
組まれましたが、今回のツアーは2ndアルバム『musiQ』を中心にした
セットリスト。
しかもこの『musiQ』はダブルミリオンを達成して、
オリコンの年間アルバムチャート1位を獲得した一枚です。
Rensaいっぱいに集まったお客さんに広がる期待感が
爆発するようなオープニング。それぞれがmusiQの曲から
オープニングを予想していたに違いありませんが、
最初から、こう来たかという嬉しい悲鳴のような歓声で
ライブホールが揺れるようでした。
今回のライブは特に特に…遅刻厳禁です。
ツアータイトルが書かれたフラッグには
ファンから寄せられたmusiQの思い出も
掲載されていて、それをピックアップしながら紹介する
一幕も。
お客さんは9年前のmusiQがでた時に小学生や中学生だった
20代前半も多く、当時はライブに来られなかったけれど
ずっとファンだった人たちも。
このツアーによって何度もファンに抱きしめられる
一枚になったんだなぁという実感がありました。
当時を思い出すことで今を感じるひともいれば、
当時の思い出から今の自分へメッセージを受け取るひとも
きっといたのではないかしら。
世の中の流れが早いいま、いわゆる”ヒット曲”だと
2、3年前の曲をきくと”なつかしいなぁ〜”という気持ちに
なります。ましてや9年前の曲たちとなれば”なっつかしいぃぃ〜”と
なるところですが、ORENGE RENGEの当時の曲はいまでも
季節によって、テーマによってラジオでもよくかかっているからか、
そのような感覚にはなりませんでした。
各エリアで異なるリクエスト曲も構成に加えられ
後半もフルスロットルでフロアをリードしていくフロントの3人めがけて、
お客さんから拳が突き上がり、
シンガロングの中で幕を閉じたのでした。
ARABAKI親善大使・堂島孝平さんのツアー、初日です。
ニューアルバムを引っさげたツアータイトルは
堂島孝平×A.C.E. 2013ツアー「シンクロナイズド・きぜつ・SHOW」
-A Crazy Entertainment SHOW 2013-。
前回去年9月の仙台HOOKでは
”日程はまだだけど、次回のツアーの初日は仙台にします”と
宣言してその約束通り、ここ仙台からツアーが始まりました。
最近では”堂島く〜ん”よりも”大使ぃ!!”のほうが飛び交う仙台のライブ会場。
スタジオなどでご本人を目の前にしてしゃべっていても
「堂島さんは…」から、話に夢中になってくると「それで、大使は…」と
いつの間にか変換されていることがよくあります(笑)
前回のライブで「きぜつ・きぜつ・きぜつ」(表記不明)という
驚きのタイトルではじめて聞いた
曲はのちにシングルとしてもリリースされ、
正式に「き、ぜ、つ、し、ちゃ、う」というタイトルになりました。
今夜の仙台をみて、
今回のツアーでこの曲の完成がみられるんじゃないかと
にんまりしてしまったのでした。
驚きの演出はそこかしこに。
バンドメンバーさえも素で笑っちゃう堂島イズム。
カラフルなサウンドアプローチ。
次はアラバキで待ってます、大使!
古民家のおにぎりカフェで、
老舗ジャズバーで、
広瀬川を望むカフェで、
欅並木を見下ろすバーで、
そして電飾がやわらかに灯ったGAMA ROCKで。
いつもいつも、おおはた雄一さんのライブを素敵な
場所でばかりみている気がしますが、
今夜は仙台の古い映画館、桜井薬局セントラルホールでのライブ。
おおはたさん自身が、あの赤い椅子が並ぶ
レトロな空間を楽しんでいるのが本当に伝わってきました。
おおはたさんとギターが揺れるたび、スクリーンに映る影も
ゆれて。ギター1本で真っ白なスクリーンに
どれだけでもストーリーを描いてみせてくれるうた。
途中、”少年”おおはたさんを垣間見るようなコーナーもあり、
そして映画館でということでか映画音楽をつま弾くシーンもあり。
”おだやかな暮らし”に、心うるうるしたあとで
どれだけでもせつなくなってしまう。
赤い椅子に深くもたれながら、
ずっと音楽が続いて
このまま明日になっていないかなぁなどと考えてしまうのでした。
ヨーグルト酒でほろ酔いなのかなぁ。
こんな夜に時々出逢えるから、また進めるのかもしれないですね。
”リクエストがあったら…念じてください”という言葉があったので
私も念じていたのですが、最後には”リクエスト…あります?”と
お客さんに投げかけたおおはたさん。
”奇跡!”という声が真っ先にかかり、採用されました。
歌うまえ、
神奈川にあるボナンザという古いライブハウスの話をするおおはたさん。
おおはたさんの言葉からなんだかその場所がもつ空気が伝わってきて、
その2、3分の話が終わるころにはまるで
タローさんというオーナーさんが主人公の映画を見たような、
そんないい気分になっていました。
会場限定のCDを帰りに。
風の強い午後、中継は一番町から。
3時台には今夜仙台三越前で行われるキャンドルイベント
『PRAY CANDLE』のお話を
『ともす東北プロジェクト』の佐藤さんに伺いました。
毎月11日に持ち寄っていただいたキャンドルや
『ともす東北プロジェクト』
オリジナルのキャンドルをともしながら
それぞれの時間を過ごしていただくこのイベント。
オリジナルキャンドルは1個1000円で販売していて
売り上げの10%は塩害地の活用を目指す東北大学
『菜の花プロジェクト』の支援金になります。
キャンドルのやわらかな光と
光をみつめるまなざしの中で。
カレーやさんの気軽なコースのラストに
出てきたデザート。
”インドのアイス(マンゴー味)”の美味しさに驚き!
お店の奥さんにおいしかったですと伝えたら
”今回はシェフが上手くいったみたい♪”と
にこにこ。
”インドに住める、わたし”と言っちゃうくらい
美味しかったです。
”お、これは桃太郎かな?”(父)
パッケージを見ていったいどこに桃太郎を見いだしたのでしょう。
伊勢丹新宿店のYum Yum Artシリーズ。
どこかおとぎ話風というのは分かりますが。
兎にも角にも
Happy Valentine's day!
見上げるとにっこりした月が浮かんでいました。
夜空に目をふたつ、落書きしました。
週のはじめは気仙沼からの中継です。
南町紫市場で、食べてみたかったものがあります。
先月行われた復興グルメF-1大会で優勝した
『気仙沼さんまティーヤ』!
お寿司屋さんや割烹、バーなど紫市場内の8店舗で
今月9日から販売が始まっています。
しかし、月曜日は定休日のお店も多いうえに、
バーは夕方以降の営業・・・今日は無理かな、と思ったところに、
ありました!
『揚げたてコロッケ屋』さんで最後のひとつだったという
『気仙沼さんまティーヤ』を買うことができました。
この『気仙沼さんまティーヤ』は
気仙沼でポピュラーなサンマの甘露煮を
特製カレーマヨネーズで和えて
野菜と一緒にうす焼のパン生地で巻いた料理。
カレーマヨネーズになるまでは試行錯誤があったそうですが、
カレーがマヨネーズと合わさることで
風味はそのままにまろやかさが増して
子どもから大人まで大好きな味だと思います。
さらにシャキシャキの野菜ともよく合います。
『揚げたてコロッケ屋』では多い日には60個以上の売り上げる
人気。ぜひ、売り切れる前、早めの時間にお求めください♪
■□■気仙沼さんまティーヤ■□■
紫市場内の8店舗で販売中。
※1本400円、ハーフ200円のある店もあります。
(写真はハーフを2本並べています)
●揚げたてコロッケ屋 ●あさひ鮨
●居酒屋まるきん ●N ●割烹世界
●喫茶マンボ ●DINING-BAR-HALU
●特急寿司
【おみやげ】
スタジオにはほやボーヤクッキーをおみやげに。
ホワイトデーにもおすすめ★
かわいくてさっくりおいしいです。
台座と屏風的部分の三角の木材は津山杉で、
お雛さまのボディーは津山の職人さんたちが
国産の木材を使ってひとつひとつ作りました。
そこに焼きペンやカラーペンで思い思いの顔・着物を描くと…
東口から歩いて行ける「もくもくハウス仙台店」に
おじゃまして木製おひなさま作り体験をしました。
私はシンプルに焼きペンで模様を描くことに・・・
この焼きペン、はじめて使いましたが本当に細かい柄まで描くことができて、楽しい!
以前、羊毛フェルトでこけしを作ったときに、その表情をみたリスナーさんから
”宇宙に行った犬みたいですね”という絶妙な感想をいただいた図工2のわたし。
そんな私でも楽しい時間を過ごせました。
体験は30分から1時間の所要時間です。台座にフェルトを貼ったらできあがり~!
こだわりでいろいろアレンジできますよ。見本として飾ってあったものは
着物の部分を綺麗な和紙でくるんと巻いてありました。
3月3日まで飾ることにします。
気仙沼さかなの駅にやってきました。
せっかく気仙沼に来たので、今日のランチは
鮪専門店のまぐろ丼に!これでワンコイン!
くぅ〜おいしい♪♪♪
『気仙沼さかなの駅』の入り口で
”さかなの駅 作文コンクール第1回 応募作品展示中”という
横断幕が貼られていて、
ちょうどまぐろ丼を食べたイートインスペースのところに
ずらっと作文が展示されていました。
これは『魚』をテーマにした作文コンクールで、
気仙沼市内の小中学校から359点の応募があり、
先日表彰式も行われました。展示では入賞作のほか、
期間中順番にすべての応募作品を展示していて今は
階上小学校・中学校の80作品が展示されています。
入賞作の中で、私が印象に残ったのは
『僕の元気タンク・マグロ』という題の九条小学校・佐藤君の作文です。
マグロが大好き!というのが伝わってくる味の描写から、
お正月に食べるマグロをお母さんと買いにいき、
”人生初の値切り”を体験したことがいきいきと書かれていました。
そして佐藤君が生まれる前に亡くなったおじいさんが
目利きの仲買人であったこと、マグロが身近だったおじいさんの
血が流れているから僕もマグロから力をもらって
元気に日々を過ごしたいと結ばれていました。
鮪専門店のカネマのスタッフのお母さんと
この文章を味わいつくしたわたし。
マグロを提供する側のお母さんも
この文章には心動かされたそうです。
さらに素敵なことに、入賞作に贈られた賞状は、
”以下同文”などではなく、
さかなの駅・駅長の小野寺さんから
ひとりひとりにメッセージが添えられていたのです。
佐藤君の作文には
”まぐろの好きな人は前向きといいます。
常に前を向いて歩きましょう ありがとう”と書いてありました。
言葉には力があることを、このコンクールと駅長に教わった気持ちです。
ありがとう小野寺駅長さん、小中学生のみなさん、
そして気仙沼のお魚!!
【言葉には力、言葉には想い】
さかなの駅でたくさん素敵な言葉に出逢ったからでしょうか、
手紙を書きたくなりました。
花びらみたいな封筒が春待ちの気分です。
映画『かもめ食堂』を見てからというもの、
ずーーーーっとフィンランドに憧れています。
そんな『かもめ食堂』をイメージしたというカフェが
西公園の向かいに出来たと聞いておじゃましてみました。
名前は『Cafe Quone(カフェ クオーネ)』。
去年のクリスマスにオープンしてまもなく開店から2ヶ月を迎えます。
外装も内装も白を基調にブルーをアクセントにしていてとてもさわやかな印象。
そして、この西公園通に面した大きな窓を額縁にしたように
西公園の景色がお店の中から楽しめるのです。
西公園通を挟んでいるけれど、西公園との一体感が生まれる空間です。
時間を早送りして、春・夏・秋・・・と景色を想像してみたら
どの季節にも来てみたくなりました。
今日は、常緑樹からの木漏れ日と、広場にうっすら
積もっている雪景色が見えました。
映画『かもめ食堂』はおにぎりがウリでしたが、
こちらはパンケーキがメインのお店!
しかもランチタイムはライ麦粉パンケーキに
スパムやソーセージを添えた”お食事系”パンケーキが楽しめ、
ティータイムはバターミルクを使った
”デザート系”パンケーキが提供されます。
いただいたのはイチゴとブルーベリー、さらにホイップクリームをサンドして
パンケーキを三段に重ねた『イチゴとベリーのミルフィーユ』です。
ふわふわのパンケーキとミルク味濃厚なクリームに
メープルシロップをかけて・・・さらにはイチゴとベリーの甘酸っぱさ!
”大好き”がこのひとくちの中に詰め込まれています。はぁ~しあわせな午後です。
このほかランチタイムにはカレーもありますよ。
スタッフのみなさんはボーダーのカットソーに
ブラウンのキャスケット姿でお仕事をされています。
このお店は一般社団法人『パーソナルサポートセンター』が
運営していて、子育て中など、時間が取れない女性の
就労サポートも兼ねています。
ワークシェアでシフトを組んでいるというスタイルだそうです。
働く人も自分時間をたいせつにする働き方、
訪れるひとも、とっておきの自分時間を過ごせそうです。
”雪の坂道”に浸りながら外にでたら雪が降っていました。
去年8月から開催されていたShort Piece.
どの回のゲストも才能豊かで、そしてホスト役としてのRyoさんの
音楽はいつも深くスケール感があり、気がつくと来月を
楽しみにしている自分がいました。
シリーズではいくつかのコラボも生まれ、
永野亮さん×Ryo Hamamotoさん、
KUDANZ ササキゲンさん×Ryo Hamamoto さんの演奏も
またいつか見たいと思うシーン!
さて、このShort Pieceがどんなふうに今年のARABAKI当日に
つながっていくのかを心待ちにしていようっと。
そして、HP以外では本物をはじめて見ました。
今夜のパースクで。
今年は”沖縄の音楽関係者への感謝が一番大切なテーマ”と
ARABAKIプロデューサーの菅さんが記されていましたが
このポスターから沖縄へつながる思いが伝わってくるようです。
この一枚があるだけで、空間の温度が20℃くらい
あがりますね。デザインの力を感じます。
ここ数年、ARABAKIのポスターにも感動させられっぱなしなのです。
気がつけばこの週末はひなまつり。
河原町にある仙台市景観重要建造物の『旧仙南堂薬局』と
『旧丸木商店』を会場に
『うれし 楽し 蔵deひなまつり』というイベントが行われます。
中継で準備中の会場におじゃましましたが一歩入れば、
わぁ~と思わず声がでてしまう華やかさです。
奥には近くの幼稚園児のみなさんが作ったという
かわいい紙のおひなさまもありますが、
今日の時点で会場では二段飾り~七段飾りまでが並んでいました。
江戸時代のおひな様も飾られることになっていますし、
珍しい昭和初期の『堤人形 雛五段飾り』のおひなさまもありました。
今回で9回目を迎えるこのイベントですが、
毎回飾られるお雛さまは違っていて、
市民からお借りしたものなんですって。毎年楽しみにされている方もいるそうです。
写真は『つるし雛』として知られるようになった
スタイルですが、お話を伺った齋藤さんによると
この本来は『つるし飾り』という名前で、
もともとおひな様の段飾りの横に飾るものだったそうです。
会場ではせんだいオリジナルつるし飾りが展示されているんです。
写真は、そう、すずめ踊りの扇子を持っているですね!
ほかにも”仙台白菜”や”牛タン”がモチーフのものまでありました!
ぜひ会場で見てみてください。
自分のおひな様に似ているものはあるかな?
様々なおひな様を前にしたら
それぞれの”ひなまつり”思い出話にも花が咲きそうですね。
■□■うれし 楽し 蔵deひなまつり■□■
3月1日(金)~3月5日(火)10:00~16:00
メイン会場:若林区河原町1丁目2-45 旧仙南堂薬局
(入場は無料です)
今週いちばん暖かい日になりました。
春先らしい薄曇りの空のもと、今日の中継は南三陸町から。
お店の跡地などに設置されたたくさんの白いきりこがメッセージを放つ
志津川の町。白い鉄板を切り抜いたきりこに太陽や魚のモチーフが
あったり”海とともに生きる” ”美しい風景を未来へ”といった言葉、
おそらくパン屋さんの跡地と思われるところには
”父のパンふっかつ 次代へバトンをわたす”という言葉が
きりこになって立っていました。
そんな志津川の町ではいたるところで嵩上げ工事が進められ、
片側交互通行の案内をされる道も多くなっています。
一部の骨組みの建物と平地が延々つづく町で
目立つのがコンクリートブロックのかたまりが高く積み上げられた場所。
これは家やビルの基礎部分が取り壊されて
つみあげられているのでした。
中継までの時間に何人か地元の方とお話をしましたが
”基礎を壊すのは5、6年先でもいいんだよ”という本音も。
移転など、住居の問題がクリアにならないなかでの
切実な思いが伝わってきます。
南三陸町の防災庁舎も見える場所に立つプレハブの店舗に立ち寄ってみました。
『大畠青果』の芳賀さんのおすすめは、なんといっても旬のいちご。
いま志津川でいちご農家をされているのは
3人いらっしゃって、そのうちのお一人が芳賀さんのご親戚なのだそうです。
志津川いちごは愛情がぎゅっとつまった甘いいちごでした。
多賀城駅前から徒歩3分のところにある
『Gallery・Sin(ギャラリー・シン)』。
2009年の秋にオープンしたギャラリーで
常設展では金工・ガラス・陶芸・絵画作品などが展示され、
さまざまな企画展も行われています。
いまギャラリーを彩るのは
今日みたいな春風を感じる午後にぴったりなやわらかな水彩画展。
『加賀尋(かが・ひろ)水彩画展 物語の絵』が開かれています。
加賀さんは大崎市出身の画家で、
これまでは食べ物や動植物など身近なものを描いてきましたが、
今回は”物語”をテーマにしています。
小さい頃に読んだ赤ずきん、桃太郎、三匹のこぶた、
ブレーメンの音楽隊などをモチーフにした作品
およそ40点が展示されています。
きっと観るひとの思い出にある物語もこの空間にあるはず。
夢中になって物語に入り込んでいた子供のころの気持ちを思い出したり、
読み聞かせをしてくれたひとの声まで聞こえてくるような気持ちです。
加賀さんの”記憶違い”で桃太郎には”猫”が登場していたり、
さるかに合戦のストーリーが加賀さんの絵によって
”後日談”が加えられていたり、ユニークな作品もあります。
また、期間中、加賀さんが描いた
虹の絵のチャリティー付ポストカード
(寄付先:NPO法人20世紀アーカイブ仙台)の発売と、
震災から2年目にあたる3月9日~11日には、
ギャラリーの外壁を使って、加賀さんが布に描いた虹をかけるそうです。
ギャラリーにかかる虹はJR仙石線多賀城駅からも見えるかも?とのことです。
大変な被害があった多賀城の地だからこそ、
3月11日にうれしいことをひとつずつ重ねていきたいという
店主・米澤さんの言葉が響きました。
■□■加賀尋水彩画展 物語の絵■□■
期間:2013年2月26日(火)~3月16日(土)
会場:Gallery Sin(多賀城市東田中2-1-3-101)
時間:10:00~18:00
作家在廊日:3月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)・11日(月)・16日(土) 11:00~18:00
ギャラリー外壁に虹をかける:3月9日(土)~11日(月)
※期間中3月4日のみ休廊