気仙沼さかなの駅にやってきました。
せっかく気仙沼に来たので、今日のランチは
鮪専門店のまぐろ丼に!これでワンコイン!
くぅ〜おいしい♪♪♪
『気仙沼さかなの駅』の入り口で
”さかなの駅 作文コンクール第1回 応募作品展示中”という
横断幕が貼られていて、
ちょうどまぐろ丼を食べたイートインスペースのところに
ずらっと作文が展示されていました。
これは『魚』をテーマにした作文コンクールで、
気仙沼市内の小中学校から359点の応募があり、
先日表彰式も行われました。展示では入賞作のほか、
期間中順番にすべての応募作品を展示していて今は
階上小学校・中学校の80作品が展示されています。
入賞作の中で、私が印象に残ったのは
『僕の元気タンク・マグロ』という題の九条小学校・佐藤君の作文です。
マグロが大好き!というのが伝わってくる味の描写から、
お正月に食べるマグロをお母さんと買いにいき、
”人生初の値切り”を体験したことがいきいきと書かれていました。
そして佐藤君が生まれる前に亡くなったおじいさんが
目利きの仲買人であったこと、マグロが身近だったおじいさんの
血が流れているから僕もマグロから力をもらって
元気に日々を過ごしたいと結ばれていました。
鮪専門店のカネマのスタッフのお母さんと
この文章を味わいつくしたわたし。
マグロを提供する側のお母さんも
この文章には心動かされたそうです。
さらに素敵なことに、入賞作に贈られた賞状は、
”以下同文”などではなく、
さかなの駅・駅長の小野寺さんから
ひとりひとりにメッセージが添えられていたのです。
佐藤君の作文には
”まぐろの好きな人は前向きといいます。
常に前を向いて歩きましょう ありがとう”と書いてありました。
言葉には力があることを、このコンクールと駅長に教わった気持ちです。
ありがとう小野寺駅長さん、小中学生のみなさん、
そして気仙沼のお魚!!
【言葉には力、言葉には想い】
さかなの駅でたくさん素敵な言葉に出逢ったからでしょうか、
手紙を書きたくなりました。
花びらみたいな封筒が春待ちの気分です。