能登半島地震から今日で6年。
残念ながら女性お一人がお亡くなりになり、
およそ2400棟が全半壊という大きな被害をもたらしました。
自然に生かされ、自然と共にしか生きられないわたしたち。
あらためて防災への備えと、
減災のための知識を近くのひとと分け合う日に
しなくては、と思います。
2007年当時、4月になってリスナーのみなさんに募った
桜のメッセージをもって被害の大きかった
門前町の小学校の体育館を飾りに行きました。
入学式に間に合わせようと急に募ったにもかかわらず
桜の大木が何本もできるほど、あっという間に
みなさんの想いがつまったメッセージで
スタジオとロビーのテーブルがいっぱいになったのを
いまでも覚えています。
共に飾りに出向いた方が先週、久しぶりに連絡をくださり、
”あの時の一年生が今日卒業するよ”と
教えてくださいました。
どんな6年間を送って、春からどんな中学生活を送るのかな。
6年前、傷ついた街の中でピカピカのランドセルは
街の希望そのものだったと思います。
いま、わたしは能登の強くやさしい方々と、
沿岸部の復興地で生きるひたむきな方々を重ねています。