この夏、石巻の『網地白浜』と東松島市の『月浜』
そして南三陸の長須賀海水浴場が『長須賀つながりビーチ子ども海広場』
として、震災後はじめてオープンします。
去年は気仙沼『小田の浜』一カ所のみでしたが
これで県内4カ所の海水浴場が再開です。
今日の中継は7月20日にオープンを迎える
『長須加つながりビーチ子ども海広場』へ。
以前の長須賀海水浴場の場所には
防潮堤が建つため、
少し北側に移動した砂浜がつながりビーチになっています。
砂浜は150メートルくらいの幅、
遊泳区域は幅100メートルほど。
漁具をつかってこまかいがれきやゴミを取り除いた
砂浜はサラサラの砂。
毎朝打ち上る石などはつながりビーチのオープンする
期間中も撤去することにしているそうです。
一般社団法人復興支援協会『つながり』の
メンバーである高橋志保さんにお話をうかがいました。
メンバーとしていまこの『長須賀つながりビーチ子ども海広場』
のオープンにむけて奔走していらっしゃいました。
きっかけは『つながり』代表であり、ダイバーでもある勝又さんが
南三陸町の子どもたちを沖縄の海に招待した際、
アンケートを取ったそうなのですが、
その時『また沖縄に来たい』ということを書く子どもたちが
多いのかな、という予想に反してあがった声が、
『地元で泳ぎたい』だったそうです。
その子どもたちの思いを叶えようと動き出した
『つながり』のメンバー。子どもたちも
『南三陸シーモンキー』というグループで3月10日から
毎週土曜日に海岸の清掃活動を行ってきました。
地元のひとも、多くのボランティアの方々も
天然砂浜の海岸を残そうと参加しています。
がれきで見えなかった砂浜や周辺はすっかりきれいになり、
お手洗いやシャワーなどオープンにむけて少しずつ
設備もととのってきました。
ですが、手探りではじめたことであり、
ほとんどを持ち出しで活動されてきたそうで
資金面やボランティアの力がまだまだ必要なのだそうです。
協力できそうという方、協力してくれそうな方を知っているという
方、ぜひ情報をシェアしてみてくださいね。
『長須賀つながりビーチ子ども海広場』
オープンは7月20日です。
■□■READY FOR?■□■
三陸道を桃生津山で降りて南三陸に向かう国道45号線沿いは
タチアオイがたくさん咲いていました。
「タチアオイ」という花は、その成長で梅雨明けを予想できるそうです。
というのも、梅雨の時期に下から順番に花が咲いて
梅雨が明ける頃にはまっすぐ延びた茎の上まで咲いたら梅雨明けの時期、なんだとか。
今週月曜日に広い範囲で一気に梅雨があけて残すは東北と北陸のみとなりました。
梅雨明けはいつ頃かな?タチアオイにきいてみよう。
写真は、雨上がりのヤマユリです。