今年7月27日に、石巻市アイトピア通りの
かつて書店だったビル1階に本がすきな人たちが
気軽に集まり交流できるコミュニティスペース
『石巻 まちの本棚』がオープンしました。
オープン直後の川開祭りの時に立ち寄って、
いつかゆっくりおじゃましてみたいと思っていたので、
今日おじゃましてみることにしました。
内装もプロの指導のもと、手作りです。
壁の棚に並んだ本はざっと1000冊。
全国から寄付された小説や児童図書・絵本・コミックなどが置かれています。
これらの本は全国で市民参加型の古本市を開き、
本を届けるプロジェクトを続けている『一箱本送り隊』が
この場所にふさわしいと選んだ本ばかりなのです。
そしていまはオープン記念イベントとして
料理研究家の枝元なほみさんの自宅本棚を再現した
60冊が展示されています。
枝元さんが書かれたレシピ本もありますが、
それ以外にも食品に関する本や絵本まで。
『石巻 まちの本棚』ではスタッフとして働く方のほかに、
ボランティアで店番をしている方もいらっしゃいます。
お話を伺った吉田昌子(よしだ・しょうこ)さんは
石巻市内のご実家に帰省されていたタイミングで
お手伝いをしていました。
おとといから今日まで店番をしていて、
このあと、ご自宅のある東京に戻るそうです。
”子どもたちが寝転がりながら
絵本を読 んだりしているんですよ”という昌子さん。
木のテーブルを囲んで本とひとの、ひととひとの
つながりがたくさん生まれていきそうです。
■□■石巻 まちの本棚■□■
石巻市中央2丁目3−16
※開館当初休館日は不定期でしたが、
いま現在の開館日は土・日・月となっています。