塩竃・御釜神社のある本町通りの一方通行の
右奥へ進んだところに位置するお店『おさんこ茶屋』へ。
あさっての中秋の名月、また秋の彼岸を前に大変お忙しい時期だそうです。
230年続く塩竈の老舗のお団子やさん『おさんこ茶屋本店』。
初代は宮大 工の棟梁だった鈴木喜惣右衛門といわれ、
鹽竃神社の建立にも尽力しました。
実はもともとその奥さんがはじめたお団子やさんが
お店の歴史のはじまりなのだそうです。
看板商品ともいえるのが『五色だんご』で、
今は秋限定・栗あん入りの『六色だんご』
(写真の持ち帰り用は940円)が大人気です。
注文を受けてからひとつずつ箸で餡をつけていきます。
添加物を使わず、素材にこだわり、
作り置きのできない、とっておきの味。
”塩竃に来て、味わってくださいね”と店主の鈴木さんが自信をもって
届けている味なのです。
右からしょうゆ・ごま・くるみ・あんこ・栗あん・ずんだ!
うっとりするほど綺麗な色です。
母の実家のある街・塩竃で、おばあちゃんが子どもの頃、
用意して待っていてくれた味が『おさんこ茶屋』のおだんご。
栗あんの色で、なんだか”秋み~つけた”の気分です。