週末、『Date fm酒蔵をめぐる 初秋のばんだい散歩』で
リスナーのみなさんと会津・磐梯町へでかけてきました。
台風によって心配されていたお天気でしたが、
2日目には天気も回復し、青空をバックにした赤瓦の鶴ヶ城も
見ることができました。
『酒蔵をめぐる』と銘打っているとおり、
お酒の試飲などもしつつ、終始和やかな旅になりました。
これもすべて、参加してくださった方々のおかげです!
去年も私はこの旅に参加したのですが、
なんと2年連続で参加してくださった仲良しご夫婦が2組もいらしたり、
去年楽しかったからとお友達をさそって参加してくださった日本酒好きの女性も!
さらには私が中継の『宮城探訪』でお話を伺った方が先輩をつれて
参加してくださったりと嬉しい再会もありました。
当日まで参加してくださる方の情報は一切私のもとには入っていないので
仙台駅で再会にテンションあがっていたわたしです。
そして、かつて同じ会社で働いていた方々が毎年1回続けているという旅として
この『ばんだい散歩』を選んでくださったという例も!
その他にもカップルで、日本酒好きのご夫婦で、
いつもは旦那さんが立てるお出かけプランだけど、今回は奥様が申し込んでという
方もいらっしゃいました。震災で大変だったご経験を語ってくださって
思わず私がハグしてしまった奥様もいらっしゃったり。
もう感謝感謝の思いのために、前置きがこんなに長くなりました。
長い!長過ぎる!!
ひと呼吸おいて、
2日間の旅を振り返ります。
まずは『ばんだい散歩』1日目の巻、はじまりはじまり〜♪
朝8時、バスは定刻に仙台駅の西口を発車しました。
郡山中央交通の運転手・加藤さんと、バスガイドの木村さんと交わした
朝の挨拶から、この旅のすてきな予感がしていたのです。
木村さんはたのしくためになる道中のガイドだけでなく、
白虎隊や野口英世博士物語の朗読は参加者のみなさんの感動を呼ぶものでした。
バスがまず着いたのは、
『磐梯新そばまつり』が行われていたアルツ磐梯リゾートセンター。
スキーやスノボを楽しむために訪れたことがあるという方もいらっしゃいました。
日本の名水百選になっている磐梯の名水を使った
磐梯町産『会津のかおり』手打ちそばをいただきました。
新そばならではの香りで、季節と磐梯の恵みを感じます。
ちなみに、会場では漫才コンビの『母心』が漫才で
沸かせていました。
この後は、栄川酒造での利き酒大会へ向かいましたが
酒蔵巡りはのちほど、3カ所まとめてアップします。
利き酒大会の後は史跡慧日寺跡の駐車場で
磐梯町の五十嵐町長自らがお出迎えをしてくださり、
磐梯町からのおみやげもいただきました。
1200年の時を超えて金堂と中門が復元された慧日寺。
慧日寺は名僧徳一によって開かれた仏都会津を象徴するお寺です。
隣接する資料館とあわせて見学しました。
史跡慧日寺跡につながる一本道は門前町の雰囲気がそのまま残っていて
周辺の雰囲気も含めて、過去にタイムトリップできるような場所です。
おやつの時間を迎えるころ、バスは磐梯高原南ヶ丘牧場へと
到着しました。ここは去年の行程にはなかった場所。
楽しみにしていたアイスクリーム作り体験がはじまります。
3、4人のグループでひとつのジャーを担当して、
アイスクリームの生地を凍らせては剥ぎ取る作業を繰り返すうち、
ミルクの味が濃厚でなめらかなアイスクリームができあがりました。
材料は同じなのに、空気の入れ方で、ほかのグループと味が微妙に
ちがったりするんですね。お裾分けし合いながら、味わいました。
私のグループは私以外男性だったので、ほとんど私がいただきました。
この日は肌寒かったのですが、アイスクリーム作りをする部屋にはストーブ、
そして隣の部屋には暖炉まであって、そしてこの雰囲気なので
非日常の牧場のロッジ時間を味わいました。
アイスクリームを食べたあとは牧場の仲間たちにご挨拶。
ヤギや馬もいました。あ、乗馬体験している方がいる!
磐梯高原南ヶ丘牧場を後にして、いよいよ本日の宿泊先となる
『ホテルグランデコ』に向かうのですが、
なんと道中には野生のサルを発見!”見ていーよ”と言わんばかりで
余裕のサルに、車内のシャッター音が響いていました。
『ホテルグランデコ』ではさっそく温泉に入った方も多かったようで、
夕食時レストランの『西大嶺』に集まった時には
ほんのりピンク色になったお顔の方も。
コース料理をわたしは会津のワインといっしょにいただきました。
レストランの壁にはホテルの方のご好意で
日本シリーズ初戦のスコアが映し出されていました。
気になりつつも、和やかな夕食の時間です。
この後はそれぞれの部屋でのリラックスタイム。
温泉にゆっくり浸かって体をほぐしつつ、
明日の朝までぐっすりなのでした…。