青葉区中央の『ギャラリーアートキューヴ』で
いま開かれているのは仙台在住の写真家・
大沼英樹(おおぬま・ひでき)さんの写真展『虹の旅』を
見にいきました。
大沼さんはこれまで春になると全国の桜のある風景を
撮影してきた写真家でもありますが、今回は『虹』がテーマ。
会場には大小あわせて40の写真が展示されています。
青々とした水田の上にかかる虹、
先月撮影されたばかりの七ヶ浜の港にかかる虹、
亘理町の夕暮れに重なる虹。
一番奥に飾られているのは、仙台城跡から撮られた
仙台の街にかか るダブルの虹です!バイクを走らせて、息を切らしながら
大沼さんが追いかけたという瞬間がそこにありました。
”中でも大沼さんの心に残る虹は?”と伺ってみたら
”気分が落ち込んでいた時に撮った虹かな。
がんばれって言われている気がしてね”という言葉が返ってきました。
心で撮るというのは、こういうことなのかもしれません。
てっきり絶景中の絶景の話かな、と思っていました。
”(撮り続けてきた)桜と同じように、
春が来たら必ず咲く桜、雨の後に出る虹なんです。
見て笑顔になってもらえたら”というメッセージで
しめくくられたインタビュー。
虹の写真は『虹の贈りもの 』という一冊の写真集として出版され、
『虹の旅』写真展は24日まで行われています。
■□■大沼英樹写真展『虹の旅』■□■
日時:11月24日(日)まで 11:00~19:00
(入場無料)
場所:ART CUBE(ギャラリーアートキューヴ)
仙台市青葉区中央2丁目11-13
TEL 022-265-1352
※キルフェボンのビルの斜め向かいの
1階にサンクスが入ったビルの3階にあります。
(広瀬通りからクリスロードに向かう途中です)
【視線を感じる…】
階段の踊り場の植木鉢に…
キリン!