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奥松島へ

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震災後、去年10月に再開した
奥松島遊覧船の案内所におじゃましてみました。
船長の小野さんは、
震災前は養殖業と釣り船の船長をしていましたが、
遊覧船の再開を機に船長になりました。

『庄子さんは、何年このお仕事やってんの?俺は
いま一年生だからなぁ』
もちろん、船の操業はプロなのですが、
案内役として”一年生だから”とおっしゃる小野船長。
日々勉強をされています。

そう言われて手元をのぞきこんでみると、
地図をコピーして書き込んでいる小野さんノートには
メモがいっぱい。その地域にどれぐらいの戸数があるのか、
地名は…特徴は…
お客さんを心いっぱいもてなしたいという思いが
そのノートにつまっているようでした。

そのノートを見て、わたしも金沢でこの仕事1年生だったとき、
ニュース室の地図を拡大コピーして
地名の読み方、郡の境目などかきこんで、ぬり絵をしたりしながら、
そしてイラストも書き込んだりしながら毎日持ち歩いていたことを
思い出しました。
その頃の気持ち、わたしいまもちゃんと持っているかなあ。
いろいろなことを理由に、わすれそうになっていないかなあ。

小野船長の謙虚な言葉に、我を反省しつつ、わたしは
わたしの仕事が好きだなぁと思いました。
どこが好きかというと、出会ったひとが全員先生に
なってくださることです。

外海 コースと内海コースがあり、外海コースの『屏風岩』は
特におすすめなのだとか。
白い岩肌で、波によって浸食された形が水墨画のような
岩なのだそうです。
そしてお座敷型の遊覧船は冬でもあたたかく、
絶景を眺めることができるそうです。

小野船長の案内でのってみたいです。

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2014年1月28日 02:54に投稿されたエントリーのページです。

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