先日、磊々峡の入り口からもすぐのガラス工房におじゃましました。
箱を並べたような特徴的な建物と
大きな窓から差し込む光を受けてキラキラ輝く
ガラス作品が見えて、通るたび、気になっていました。
『ガラス工房 元(げん)』でお話を伺ったのはガラス作家であり、万華鏡作家の
佐藤元洋(もとひろ)さん。
工房兼ギャラリーショップの名前は元洋さんの
中学時代からのニックネーム『げんちゃん』からきています。
彫金の作家さんでもある奥様とふたりで工房を営んでいらっしゃいます。
元さんの地元の秋保にある『仙台万華鏡美術館』で
万華鏡に魅せられ、ガラスの万華鏡へのめりこんでいったという元さん。
吹きガラスの万華鏡の筒も美しいのですが、
中に入れるガラスのビーズもひとつひとつ手作り。
そのビーズを足したりひいたり、
色の配分を変えてみたりものすごく細かい作業の繰り返しで、
ひとつの万華鏡ができあがるそうです。
光にむかってくるくる万華鏡をまわしてみると
時を忘れてしまいます。
作品展前で徹夜で作品作りをしていたという元さん、
とってもお忙しいときにおじゃましてしまいました。
晩翠通の晩翠画廊で行われる作品展では
万華鏡はもちろん、器やジュエリーなどの新作が並ぶそうです。
■□■ガラス工房 元(げん)■□■
仙台市太白区秋保町湯元字枇杷原西18
■□■ガラス工房 元 作品展
佐藤元洋 万華鏡と器の世界■□■
日時:3月18日(火)~23日(日)
10:00~19:00(最終日17:00)
場所:晩翠画廊
(青葉区国分長2-3ー13 東北公済病院隣)