今日のやわらかな春の光が
この場所に連れて行ってくれたような気分です。
名取市増田の旧4号線沿で、かわいい看板を見つけ、
20メートルほど入ってみると、
そこに三角屋根のかわいい工房がありました。
名前は『ステンドグラス工房 ROPE(ロペ)』。
縦長の窓にもバラのブーケのようなモチーフ。
そして、入り口のランプもバラ!
実はROPEは
”Rose petals in my pocket(私のポケットの中のバラの花びら)”から
とった略語なのだそうです。
お話を伺ったのは工房を主宰する
ステンドグラス工芸作家の齋藤有紀さん。
齋藤さんが見せてくださったのは
ステンドグラスの材料となる板ガラスです。
たくさんのサンプルの中から選ぶという板ガラス。
実際に大きな板ガラスが届いて光を通してみる時
はわくわくするのだそうです。
見せていただいたのは、水面に葉っぱを浮かべたような
青と緑の板ガラス。齋藤さんと一緒にうっとり。
ちなみに、今日齋藤さんが制作していたのは
福島のカフェの窓に使われるという作品でした。
虹の空に浮かぶのはまるでイースターエッグ柄のような風船…
どんなカフェがオープンするのか、
作品にこめれられたストーリーに思いをめぐらす私です。