”迷子になろうよ、いっしょに。”
これまで何度となく迷子経験をもつ私も、
こんな楽しい迷子なら、何度も何度も
迷い込んでみたいと思いました。
数々のジブリ映画のキャッチコピーと同じく
魅力的なキャッチコピー
”迷子になろうよ、いっしょに”を掲げる
三鷹の森ジブリ美術館へ。
遠足の幼稚園児が覗き込む場所には
トトロの受付!
もうこの瞬間から、ジブリワールドにひきこまれる
スイッチが押されるようです。
訪れているお客さんは日本人と外国人半々といったところ。
キリスト教圏の国々ではちょうどイースター休暇の時期なのですね。
何語なのかな?という言葉が飛び交うなか、
『ネコバス』『トトロ』は共通。
”●△×÷★■○…NEKO-BUS”と聞こえてくるとなんだか
世界が近づいたような気がします。
小学生以下の子どもが遊べるネコバスルームでは
数えきれないほどのまっくろくろすけもお出迎え。
ネコバスの窓からたくさんのまっくろくろすけが飛んできます。
中から投げているのはカーリーヘアーがかわいい3歳くらいの男の子。
ヨーロッパからのお客さんみたいです。
大好きな世界に飛び込んだらもうそこの住人なんだね。
いろいろな国の子どもたちがいっしょに笑い声を
たてているシーンがすてきでした。
カフェ『麦わらぼうし』でブランチ。
トトロの旗ー!持ち帰るでしょう!
展示室にはセル画だったり、作品作りの前にロケに行った場所の
写真だったり、キャラクター作りの前のラフな絵だったり
本当にジブリ作品が生まれるまでを覗ける貴重な展示がいっぱいあります。
その間には宮崎駿監督のつぶやき(ぼやき?)のような絵と文章が
キャプション的にはさみこまれていたりするんですね。
いま、特に『となりのトトロ』と『魔女の宅急便』が見たいです。
むしょうに。