遊佐未森さんの天文台コンサート〜銀河歌集Vol.5〜。
去年はじめて見て、そのすばらしさに感動し、
今年も楽しみにしていました。
栗コーダーカルテットの近藤研二さんのギターにのって
響き渡る透明感たっぷりの未森さんのうたごえ。
今年のテーマは”星と花が語り合うとき”
カバーも含めたバラ三部作も素敵でした。
プラネタリウムのいすに身をあずけると、
その音の響き合いの中にすいこまれていくようです。
仙台市天文台でオープンとクローズの時に流れているという
未森さんの『銀河に恋するプラネタリウム』では
ステージのライティングまでオフになり、まるで外で聴いているような
感じになったのですが、その時には銀河のなかにたゆたうような。
途中、天文台のスタッフの方による
今夜の星空解説も行われ、思わず帰りに
スタッフの方に”素敵でした”と話しかけてしまうほどだったのですが、
七夕の主役のひとつ、ベガ(織り姫星)はちょうど
未森さんが、デビューしたときに放たれた光が
今とどいている星なのだそうです。
色鉛筆で描いたという未森さんのかわいいイラストは
今年も新作が登場していました(CUTE!)
いつも思うのですが、未森さんの歌声と、音楽の奥行きって、
プラネタリウムのスケールと、天体ドームの包容力にぴったりです。
錦ヶ丘の空をしばらく眺めて、帰り道。
しあわせな、ため息。未森さんのワンピースもかわいかったなぁ。