羊毛とおはなの結成10周年を記念して2013年の10月20日に
行われた一夜限りのスペシャルライブの模様が
いまタワレコのUSTREAMサイトで配信されています。
この頃は闘病中だったということになりますが、
たおやかでいながら、躍動するはなさんの歌声に
全身がみたされていくような気持ちです。
仙台ではじめて担当したBE-POP♪(Date fm)という番組で、
1ヶ月間の局のパワープレイとは別に
2週間ごとのDJレコメンド曲を選ぶというミッションがありました。
2008年4月1日からの2週間、つまり私にとって仙台でのはじめましての日から
2週間DJレコメンドとしてオンエアしていたのが
羊毛とおはなの「手をつないで」でした。
ガッチガチに緊張していた私でしたが、
春にふくそよ風のような千葉はなさんの歌声に
解きほぐされたのを覚えています。
手をつないだときのやわらかい感覚と
安心感までもが耳から伝わってくるようなあたたかなナンバーで
コリーヌ・ベイリー・レイが作曲を手掛けていました。
この歌声で、これから先もたくさんのうたが
聴けると思っていたけれど。
はなさんが天国に召されてから、数日たって、
ファンのみなさんへのお手紙が公開されました。
私のもとにもお世話になっているレコード会社のLD&Kの方から
届きました。
その言葉のひとことひとことに、心からうたれました。
”私の身体はなくなっても、私は存在します。だから悲しまないでください”
はなさん自身が信じた音楽のちからを
わたしもいま沁み渡らせています。
手をのばしたら、いつでもぎゅっとにぎりかえしてくれるもの。
手をつないでいてくれるもの。
■□■羊毛とおはな10th Anniversary Live■□■
※今日、23時すぎまでの配信です