開催から5年目を迎えた南三陸町の福興市。
今回は「ホタテ祭り」と銘打って開かれました。
初めての開催は2011年の4月29日・30日だったそうで、
あの震災から1ヶ月半での開催ということを考えれば
本当にすごいことだなぁと思います。
当時は、売るものがない状態での開催だったそうです。
震災以前からネットワークを築いていた方々がかけつけて、
応援価格での販売を行ったのがはじまり。
その会場は町の方々にとって再会の場となりました。
ホタテを初め、海鮮の焼けるいいにおいが立ちこめる会場内。
そこで南三陸産のたこを使って
たこ焼きをやいていたのが志津川高校・商業部のみなさん。
売り上げの全額を熊本・九州の被災地へ義援金として送るそうです。
熊本の一連の地震のあと、東北からも素早い支援の動きがひろがりました。
経験値が少しでも、熊本・九州でたいへんな思いをされている人に
役立つことを祈りながらも、映像をみるたび
また"被災地"増えてしまったことに
うちひしがれてしまったというのが正直なところです。
でも福興市にでかけて、高校生の奮闘に
自分にできることを継続して、という思いになりました。
明けない夜はありません。光は必ず。
ボブ・ディランの仙台公演に行ってきました。
たくさんのたくさんの、名曲を生んできてなお、
新しい曲を中心に披露されるステージにただただ感動しました。
凄みのある声。ハスキーにまくしたてるうた。
ハーモニカ。左足でリズムをとりながら
バンドとの掛け合いを見せるピアノ!
来月には75歳になるそうですが、
一ヶ月で5都市16公演を行うというタフな来日ツアー。
終わりなき旅の途中のディランに会えて
とっても幸せな夜でした。
錦町公園でぐるりと夜桜散歩をして帰宅。
今夜のライブとこの桜を一生忘れないだろうなぁ。
ディランは仙台の桜を見たのかなぁ。
新緑×おしゃべり。