開催から5年目を迎えた南三陸町の福興市。
今回は「ホタテ祭り」と銘打って開かれました。
初めての開催は2011年の4月29日・30日だったそうで、
あの震災から1ヶ月半での開催ということを考えれば
本当にすごいことだなぁと思います。
当時は、売るものがない状態での開催だったそうです。
震災以前からネットワークを築いていた方々がかけつけて、
応援価格での販売を行ったのがはじまり。
その会場は町の方々にとって再会の場となりました。
ホタテを初め、海鮮の焼けるいいにおいが立ちこめる会場内。
そこで南三陸産のたこを使って
たこ焼きをやいていたのが志津川高校・商業部のみなさん。
売り上げの全額を熊本・九州の被災地へ義援金として送るそうです。
熊本の一連の地震のあと、東北からも素早い支援の動きがひろがりました。
経験値が少しでも、熊本・九州でたいへんな思いをされている人に
役立つことを祈りながらも、映像をみるたび
また"被災地"増えてしまったことに
うちひしがれてしまったというのが正直なところです。
でも福興市にでかけて、高校生の奮闘に
自分にできることを継続して、という思いになりました。
明けない夜はありません。光は必ず。