ラパ・ヌイ語で「未来に生きる」という意味の「モアイ」。
「トレジャータウン南三陸」という観光パンフレットに
「南三陸のムードメーカー モアイ」というニックネームで
載っていたこの方を見て以来、いつかお話を伺いたいと
思っていたのです...「南三陸モアイファミリー」代表の
柳井謙一さんにお話を伺いました。
26歳の時、被災地派遣プログラムに参加したのが
東京出身の柳井さんと南三陸町との出会い。
そこから観光協会の職員として採用され、
2013年5月にイースター島から南三陸町にモアイが送られた際に、
観光資源になるモアイのグッズを作ろうと立ち上がったのが
「南三陸モアイファミリー」です。
今では置物から文具、Tシャツやパーカー、食品まで
40種類ものモアイグッズを展開していますが、
最初に作ったのは金太郎飴の「モアイの口づけ モアイ飴」。
試作品は、モアイの顔が思いのほか歪んでいて、
"こんなハズじゃなかった!"とショックを受けたのだとか。
しかし、柳井さんの予想に反して
小売店の方々から「味がある」と好評を得て、
販売してみるとお客さんにも大人気。
特に若い女性に大人気で、柳井さん曰く「"きもかわ"って、
人気あるんだなぁ〜と思った」そうです!!
グッズには復興祈願と絆の証として贈られた
モアイ像のストーリーを伝えるカードも付いてきます。
これからはネットでの販売に力を入れるとともに、
これまでのノウハウや思いを伝えるセミナーなどの機会も
作っていきたいという柳井さん。
「夢だけしかないです!!」という力強い言葉がとっても印象的でした。
【南三陸モアイファミリー】