フジロックのお土産話をきいたりしながらの週明けです。
フェスモードを分けてもらいながら、気持ちは
オハラ☆ブレイクの会場に飛んでいきます。
福島県は猪苗代湖畔 天神浜を会場に行われる
フェス、オハラ☆ブレイク。
去年からはじまり、今年2度目の夏です。
音楽も美術も舞台も映画も、様々なジャンルで活躍するアーティストが集い
磐梯山と猪苗代湖に包まれた壮大なロケーションで開かれるフェスは、
大人の文化祭をコンセプトにしているそう。
オハラ☆ブレイクの名前の由来になっているのは小原庄助さん。
かつて会津にいくツアーを開催した際、酒蔵見学の中で
小原庄助さんは会津地方の民謡に登場する伝説の酒呑み!!ということを
知りました。
♩朝寝、朝酒、朝湯が大好きで・・・
のんびりが好き!お酒が好き!おいしいものが好き!温泉も好き!
(きっと、いいひとに違いない、と思ってしまいます)
♩身上つぶした...
(こ、ここまでだと困る...)
と、歌われるにもかかわらず、
憎めないキャラクターで愛されたとされる伝説の人物は
究極のスローライフを体現するうらやましいひとなのかもしれません。
そんなネーミング、めちゃくちゃ素敵だと思うのです。
オハラ☆ブレイクの中で、
劇団ロ字ックが演劇化するのが
森永博志さんの自伝「あの路地をうろついているときに
夢見たことは、ほぼ叶えている」。
音楽に真心ブラザーズやフラワーカンパニーズを迎えて
上演されるというのです!!
森永博志さんはNHK-FMサウンドストリートの初代DJであり
創刊期のPOPEYEやBRUTUSの編集者であり、作家です。
70年代・80年代のカルチャーの最前線にいた方ってどんな方なのだろうと
手にしたのですが、この自伝からつたわってくる時代の空気と
森永さんの熱に圧倒されてしまいました。
2回続けて読んで、また開催が近づいてもう一度読もうかと手にしています。
仕事のようで遊びのような誘いを次々にやります!と引き受けていく
森永さん。出逢いを引き寄せながら、たいせつにしながら、
ほんものを日本に広めていったひとでもあるのですね。
森永さんの10代後半から30歳頃にかけての自伝。
演劇でどんなふうになるのか、そして音楽は?
胸が高鳴ります!