いよいよ今週土曜日に南三陸町戸倉にオープンする
「南三陸 海のビジターセンター」。
センター長の平井和也さんにお話を伺いました。
場所は志津川自然の家の近く、坂本海岸沿いです。
三角屋根のシックな木造の建物で、自然と調和するデザイン。
平屋建てで、新しい防潮堤が整備されたことから
建物の中から海を見る事はできませんが、
一部テラスがあって、そこから
志津川湾が一望できるようになっています。
南三陸町と石巻、登米両市にまたがって
自然体験を楽しむフィールドミュージアム
(環境省が作る三陸復興国立公園プロジェクトの一環)の
拠点として機能する海のビジターセンター。
国立公園の情報発信や
海に親しむスタンドアップパドルサーフィン、
シュノーケリングなどの自然体験をすることができます。
さらに、志津川湾についてが分かる展示や
体験型のさまざまなアクティビティも。
環境教育や地域の勉強会などにも使える研修室や
調理実習室もあるので、これから地域の水産物を学びながら
おいしく食べる企画もでてくるのでしょうね。
海のビジターセンターには
カフェスペースのような場所があり、これはセンター長の
平井さんが、「誰もがふらっと寄ってもらえるように」と
考案した場所なのだそうです。お茶しながら、憩いながら、海に
親しんでもらえたらという思いがあります。
ちなみに「平井和也」さんは、頭文字だと「平」「和」で
あることから、子ども達とのアクティビティーの時には
「Mr.ピース(PEACE= 平和)」と呼ばれているそう。
このカフェスペースに
"ピース・コーヒークラブ"を作ろうかなと思っているとか。
マスターピースの作るコーヒー飲みながらいろいろ話したい!
オープン当日から1週間は"南三陸Ocean week"と題した
オープニング企画が行われ、さまざまなワークショップや
アクティビティが用意されています。
『豊かな資源があるこの地で、多くの人が学んでいくことが
価値を高めていくような気がしています。
海を学ぶ、森を学ぶ、地域を学ぶ。
その、学び舎の拠点になっていきたい。
いろいろな取り組みが文化になり、
文化になると、底力になると思うので
それをサポートしていくような施設になればと思います』
そう、おっしゃる平井さん。
入場無料で、誰でも、気軽に立ち寄れる場所。
オープンが待ち遠しいです。