ミモザが飾ってある!
知里さんとしばしミモザ愛を語りながら...
今週の「みなさんぽ」は、さんさん商店街に
オープンした「NEWS STAND SATAKE」におじゃまして
佐藤知里さんにお話を伺いました。
"ここはどんなお店なのかな〜?"と入ってくるひとが
多い、新しいスタイルのお店。
"新聞の販売店であり、カフェスペースでは
新聞各紙を読みながら、コーヒーを飲んで
いただけるお店"がコンセプト。
それに加えて、本屋さんの部分とプレゼントにも
セレクトしたくなる素敵な
文房具を集めたコーナーもあります。
お店のルーツをたどると、はじまりは、
知里さんのひいおじいちゃんの
佐藤たけおさんがお米や塩の販売をはじめたことから。
だから、"SATAKE"さんなんですね!
その後、学校の教材・事務機器などの販売へと変化していき、
震災のあとには、新聞の販売所を引き継ぎました。
これまでのお店の歴史を凝縮したようなお店に
なっているんですね。
白い壁にところどころ模様がはいっていると思って聞いてみたら、
なんと、新聞紙をシュレッターで刻んで
紙吹雪のように散らしたのだそうです!
何たるおもしろいアイディア。
(ちなみに、いつの新聞か聞いたら、壁を塗る作業を
した日の朝刊だそうです。笑)
本屋さんの部分は新聞社で出版している本を主にセレクト。
これは、新聞に広告が載った際に気になったひとが
すぐに買えるようにという思いです。
また、本好きが嵩じて仲間と一緒に
町内に「かもしか文庫」をつくった知里さんによる
絵本のセレクトも、わくわくします。
今並んでいるのは「春に読みたい絵本」をテーマにした本たち。
新1年生におすすめ!と教えてくださった
「となりのせきのますだくん」も気になります。
今後の知里さんのセレクトも楽しみです〜!
インタビューの後半ではカフェのカウンターに立つ
マスターにもお話を伺いました。
お店お内装やインテリアは知里さんのアイディアに、大学で
建築を学んだマスターのアイディアと技術がプラスされています。
南三陸杉のカウンター部分、テーブルも手作り!
壁を塗る際の櫓だった木材を仕切りだったり
テーブルにリメイクしたというから驚きました。
木目の合わせ方もおもしろくて、ステキなんですよ。
今後、食事メニューも出して行けたら、というマスター。
今度行く時にはメニューがふえているかも!
ちなみに、カフェでは、知里さんの
84歳のおばあちゃんが語り部としてお客さんたちに
南三陸町のことを話しているそうです。今度は
おばあちゃんにも会いたいです。
"遠くからいらっしゃる方には、
ここから、南三陸や近隣のいいものを発信したい。
そして地元の方々の集いの場所になるような
空間にしていきたい"とおっしゃる知里さん。
イベントなども開催していきたいと考えているそうで、
この場所から生まれる交流が楽しみになりました。
【SATAKE BLEND】
香りもよくて、後味もすっきり上品で、ファンになりました。
さんさんブレンドも今度いただいてみよう♩