南三陸町で作られている甘みの強い
美味し〜いネギ、「めぐりんねぎ」。
農家の阿部勝善さんが丹精こめて作ったねぎ。
"食べてみて〜"と頂戴したのは
レンジでチンしてだし醤油をかけただけ...という
超簡単料理なのに絶品であります!
この「めぐりんねぎ」は液肥を用いて作られています。
その液肥は「南三陸BIO(ビオ)」でできたもの。
リサイクル施設『南三陸BIO』は、南三陸町内で排出される生ごみを
メタン発酵技術によって、電気や熱エネルギー、
液体肥料として100%資源化する施設。
電気や熱といったエネルギー供給源としても利用でき、
南三陸町が掲げる「災害に強いまちづくり」
の中核を担っています。
そしてバイオガス生成過程から出る
副産物の液体肥料が地域の田畑に散布されることで、
町の有機系廃棄物はエネルギー・資源として地域内で循環し、
地産地消が加速していきます。
以前の南三陸町では生ゴミを燃えるゴミとして近隣の市で
焼却していました。
その焼却灰も近隣の町で埋め立てていました。
生ゴミを資源に替えて、
町内で循環させることができるのが「南三陸BIO」のしくみです。
生ゴミは南三陸町内の一般の家庭や宿泊施設・レストランなどから
集められてきているので、まさにひとりひとりの参加によって
なりたつ、
資源循環型社会の先進事例としてスタートしました。
2015年10月の開設からおよそ1年で
1000人もの見学者が訪れるなど、高い注目を集めています。
阿部さんがつくったネギは
さんさん商店街のさんさんマルシェで購入できます。
地元の方も観光客の方も多く訪れる場所です。
おいしくいただくことでこの循環のしくみに
加わることもできるんですね。
阿部さんのつくったネギ、本当においしかったので、
買ってきて焼きネギにしました。
焼きネギにすると中がとろっとしてもともとの甘みが
さらに増します!!!
これまであまりやったことはないけれど、
たとえば夏にバーベキューをやるとき
ネギが野菜の主役に踊りでてしまう予感がしています。